■今日の「おすすめ本」■
2006年9月21日
- タイトル
- 人を動かす10の法則
- 著者
- 伊藤 守
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- おすすめ度




※おすすめ度について
コーチングや、コミュニケーションに関するセミナー、講演会などで活躍している著者が、自分も含めて、人を動かすためのモチベーショ
ンスキル10を教えてくれます。
著者はこう言っています。
「ぼくたちの最終的な不安は、自分がちゃんと社会(どんな小さな
ソサエティであったとしても)の中で、要するに、人との関係の
中で、うまくやっていけるかどうか、ちゃんと自分という存在が
認められているか、将来もそれは保証されていくのかということ
なんだと思う。
人が、お金や地位にこだわるのも、とどのつかりがそれによって
自分という存在をまわりに認めてもらいたいからだろう。(略)
ぼくは、「不安」の対極にあるもの、つまり、「安心感」こそが
ほんとうの意味で、人を動かすのだと思っている。(略)
この本では、その「安心感」をいかにもっていくかということが
基本的なテーマになってくる。」
ということで、人を動かすための「安心感」の引き出し方や方法を
とてもわかりやすく教えてくれます。
さて、その法則10とは…
1.親密さからはじめよう
2.相手に合ったアプローチをしよう
3.徹底的に聞こう
4.相手の中から答えを引き出そう
5.言葉を行動に変えよう
6.イメージを具体的に絵に描こう
7.効果的な目標を設定しよう
8.相手の可能性に火をつけよう
9.相手の行動を見守ろう
10. 成果を認めあおう
語り口もわかりやすく読みやすいので、自分も動きたいけど、人も
動かしたいと思う方、コーチになりたい方には、おすすめの本です。
| この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
|---|---|---|
| 多くの場合、人は、 自分がやっているわりには認められていない、 評価されていないと感じている。 一方で、逆の立場では、多くの人が、 こんなに誉めたり | 誰もが、正当に自分を評価してほしい、認めてほしい、 と思っているが、それがなかなかしてもらえない。 だいたいにおいて、評価は自分が思っているより低いものだし | 2010-05-31 |
| たとえば同僚があなたに、 「最近、あまり体調がよくなくてね。 ちょっとお酒を控えようと思うんだ」 と言ったとする。 試しにこう言ってみよう。 「 | 自分の成長を誰かがサポートしてくれている、 そう思えたら、とても力になるし、 新しいことに挑戦しようとしているときに、 こんなふうに言ってもらえたら、嬉し | 2008-10-21 |
| こんな調査結果がある。1953年の エール大学の卒業生に対して、このような質問をした。 「あなたはゴールを設定していますか」 「そのゴールを書き留めていま | どうしたら効果的なゴールを設定できるか、この本では、 4つの領域に分けて考えてみるといいと言っている。 A.「緊急で重要」なことがら これは緊急で | 2008-04-09 |
| 明日の朝、 最高の「おはよう」を言おう。 | 朝の挨拶を、気持ちよく… そう、最高の「おはよう」を言いたいと思う。 「おはよう」だけでなくて、 私は、最高の挨拶ができるようになりたい。 最高の「 | 2006-07-24 |
