■今日の「おすすめ本」■
2006年10月23日
- タイトル
- 生き方のコーチング
- 著者
- ローラ・バーマン・フォートガング
- 出版社
- PHP研究所
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
チング手法を自分の生活に取り入れ、自分自身でコーチングし「自
分がしっくりとくる生き方」をするために、「自分の中にすでにあ
る「知恵」を生かすこと」を教えてくれます。
著者自身が、29歳まで重度のうつ病で自殺願望もあり、その状態
から再生の道を見つけ、自分を見つめ直し、しっくりとくる生き方
を見つけてきたと言うことです。
著者はこう言ってます。
「私たち一人ひとりには、それぞれの人生の設計図…黄金の地図が
備わっていること。その設計図には、私たちの最良の人生が描か
れている。それぞれが本来生きるべき道、つまり私たち一人ひと
りを、もっとも苦労の少ない方法で、最大の幸福と満足へと導い
てくれる人生が描かれているのである。」
ということで、この本は、その黄金の地図を見つける手助けをして
くれます。
簡単にできる以下の3ステップで、前向きな解決策を見つけ、黄金
の地図を発見してみませんか?
1.「なぜ」の質問をせずに「なに」を使う「知恵問」
「なぜ」は情報収集の問いで、過去を解き明かす答えを導き
出す。しかし、前に進むときにはあまり役に立たない。
人生を変えようという時には、知恵にアクセスして、前に進
むポジティブな「なに」の問いにする。
2.気づいたことは、とりあえず即実践する「知恵行」
「なに」の問いを実行してみる。驚くほどの効果が実感でき
はずである。
3.書くことで眠っていた部分を目覚めさせる「知恵書」
どんなものにでもいいので、今現在、あなたが生活のなかで
直面している不満や問題を、すべて書き出す。その後「なに」
の問いをしていく。(例/なぜ、こうなったんだろう、と問
うのではなく、解決するのに「なに」が必要だろう、など)
そして、その問いの答えを出た限り書き込む。
取り入れ方が、具体的に書かれているので、とても参考になる本で
すが、コーチングの考え方を知っている方の方が、受け入れやすい
と思います。なるほどと思うことが多く、私はかなり参考にしてい
ます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
人生を正しく見渡すというのは、容易なことではない。 特に、あなたが人生について思いつめている場合はなおさらだ。 その場合、あなたの考えは、自己中心的なものに | 自分の思い込みや、こだわりから、 自分で自分を縛っていることはよくある。 そして、それに勝手に縛られて、 右往左往し、ああでもない、こうでもないと悩み、 | 2008-10-20 |
現在(いま)、その基礎がしっかりしていなければ、 将来理想のゴールに到達することは不可能だ。 にもかかわらず私たちは、 よりよい未来に憧れるばかりで、 | 自分自身の根本的なことが絡んでいる問題は、 表面的な解決をはかっても、 その問題から逃れようとしても、 どんなに、無視しても、 自然になくなったり、解決 | 2006-10-09 |
「私はなにを求めているのだろう?」 誰かと話をする前に、決断を下す前に、 あるいはミーティングの前に、 必ず自分自身にこう問いかける癖をつけよう。 | 何かをする前に、 「私はなにを求めているのだろう?」 と、問うことは、とても大切なことだと思う。 往々にして、このことをしっかりと把握しないで、 物 | 2006-09-29 |
人の考えには、どんなものにも二元性がある。 どんな考えにもポジティブな面とネガティブな面があるのだ。 そのどちらに焦点を当てるかを決めるのは、 あなた自身 | 持論ってあるものだ。 いいにつけ、悪いにつけ、 過去からの積み重ねで出来てるものだったり、 経験だったり、教わったものだったり… いったん「こうだ!」と | 2006-09-27 |