■今日の「おすすめ本」■
2006年12月31日
- タイトル
- 愛をつかむ
- 著者
- 渡辺和子
- 出版社
- PHP研究所
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
渡辺和子さんが、
「自分のまわりにある愛に気づき、その愛を大切にしていこう、
そして愛を溢れさせよう」と語ってくれる本。
ひとつひとのお話が、深く、優しく、考えさせられる内容で、
読めば読むほど身にしみてきます。
愛について著者はこう言っています。
「エーリッヒ・フロムが、
『愛するということは、単なる
強い感情ではない。それは、決意であり、判断であり、
約束である』
と言っていることを、しみじみかみしめるのであった。(略)
それは対象が持っている表面的なすばらしさに魅せられて
おのずとほとばしる感情ではなくて、むしろ自分の内面生活から
にじみ出るようなものであり、地味な、時には、しぼり出す
ようなものではないだろうか。
苦しみのない愛はない。その苦しみを美化することなく、
味わいつくす時、苦しみをさえ愛することができるようになるのだ」
生き方に迷っておられる女性に、おすすめの本です。
じっくりと読んでみることをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人生は、刺しゅうを裏から眺めているようなものだと思う。 糸が交差し、もつれ合い、結び玉があり、混沌としている。 しかし、表に一幅の絵が織りなされるために、 | 先日、仕事の打合せで、 何度か仕事をしている40代前半の女性と会ってきた。 仕事熱心でいつも笑顔で、元気いっぱいで、 第一線で仕事をバリバリやっていて、 | 2007-10-02 |
胃の存在が否が応でも知らされるのは、 胃の調子が悪い時であり、 自分に歯があると気づくのも、 歯が痛いときでしかない。 ふだんはあっても無くても | 何かがなければ、 その存在の大切さに気がつかない… いつもは、 すっかりと忘れて過ごしている。 何かあると、ハッとその大切さに気がつく。 しかし、 | 2006-02-08 |