■今日の「おすすめ本」■
2007年7月23日
- タイトル
- 説得技術のプロフェッショナル
- 著者
- 伊東 明
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2002/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
プロフェッショナルは、相手を思い通りに動かすだけでなくて、
同時に好感や信頼感も得てしまう人だということです。
そんなプロフェッショナルが使っている技を、心理学の観点から
わかりやすく教えてくれる本です。
例えば、効果的な説得には「自己説得」がいいということです。
「自己説得」とは、
◎自分で自分を説得するように仕向けること
◎他者の言葉ではなく、自分の言葉で自分で説得してもらうこと
で、コチラ側がすすめたり、説得するのではなく、相手が自らの
意思で、「これは良さそうね、信頼できそうだ」などと、自分を
「説得」することです。
そして、これを仕掛けるテクニックがあるというのです。
そのテクニックとは「聞く技術」だということです。詳細はこの
本を読んで頂くとして、この聞く技術を身につけることで、好感や
信頼感を勝ち取り、さらに相手の本音を引き出す、そして最終的に
相手を説得させることができるということです。
その他、こんなことが書かれています。
1.自己説得のメカニズムとその効果
2.情報収集の技術を磨く
3.当事者意識をもたせる
4.決断を後押しする
5.満足感を分かちあう
6.質問を駆使した自己主張
わかりやすく事例を活用して書かれているので、読みやすいと思い
ます。ビジネス場面のことがメインの本ですが、いろいろなシーン
で役立つと思います。人間心理に興味ある方にもおすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「どんな話題でも、まずは相手の話に共感することが大事ですよ」 とセミナーなどで解説すると、参加者からよく出る質問がある。 「部下が会社の批判をしてきたと | そして、さらにこの本では、共感についてこう言っている。 「たとえ、相手が自分を批判してきたとしても、それに対して、 「なるほど、あなたは私に対してそう | 2007-12-11 |
ついつい我々は次のようなセリフで、 相手の話をさえぎったり、 相手の意見を打ち消そうとしたり、 自己防衛を始めようとしてしまう。 「いや…」 「で | 自分の話し方のクセにはなかなか気づけない。 客観的に見てみることができないからだ。 しかし、話しをしている相手は、たぶん、わかっている。 上記のことばを気 | 2007-07-26 |