■今日の「おすすめ本」■
2007年7月11日
- タイトル
- 「なんでわかってくれないの!」と思ったときに読む本
- 著者
- トーマ・ダンサンプール
- 出版社
- 紀伊国屋書店
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
そう思ったら、そう思ったときに読んでみるといいかもしれません。
こちらが「どうしてわかってくれないの?」と思うときには、
もしかしたら、相手もそう思っているときかもしれませんね…
そんなことも、教えてくれる本です。
どうしてわかってもらえないのか、その原因や
どうしたら、よりよくコミュニケーションがとれるのか、
具体的な事例を通して、とても丁寧に教えてくれます。
ああ、そうなのか…とうなずく箇所がいっぱいです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
なんでも話すのに、どうしてわかりあえないのか? その答えはまさにその言葉のなかにあります。 そう、 〈なんでも話す〉いっぽうで、私たちは時として 〈なん | 仕事や、他の人の話は黙って聞けるのに、 身内や、耳の痛い話は、ただ耳を傾けて 素直に、無心に聞くと言うことがなかなかできない。 「解釈や評価を加えず」とい | 2005-04-07 |
私たちが〈うまく理解し合えない〉のは、 相手の話を〈うまく聞けない〉からです。 そして、〈相手にうまく聞いてもらえない〉のは、 〈うまく説明できない〉〈う | 伝えることがどうしてこんなに難しいのだろう。 それほど、難しいことを伝えているわけではないのに、 思ったように伝わらない、伝わっていない、 そんなことが多 | 2005-01-13 |
「愛されたい」というのは私の欲求であって、私のまわりの人が私のために満たしてやらなければならない義務ではないということです。(略)人はえてして、相手に対してつい | うーん、その通りなんだよなぁ…私の欲求を(愛されることだけでなく)満たしてくれる義務は、誰にもないのだ。もし、満たしてくれる人がいたら、それは感謝しなくていけな | 2004-11-12 |
小さい頃から私たちはいい子になろうとして、パパやママ、近所の人や先生など、自分以外のあらゆる人の欲求に耳を傾けることをいちばんに身につけてしまいがちです。(略) | 自分の欲求は自分で満たさないと、誰も満たしてくれない。自分の欲求は自分で満たそう、相手が私の欲求を満たしてくれるのを待つのはやめよう、待っていても無駄だ。私の思 | 2004-10-19 |
長年の習慣のせいで私たちはこう思いこんでいます。自分のことを考えたら、人のために何かをすることはできない、人の気持ちを思いやるためには、自分のことは忘れなくては | ぼろぼろに疲れている人、本当に大勢いるなぁ…。みんな自分のことをさておいて人のために尽くしているような人だ…疲れているだろうなぁ… | 2004-10-18 |