■今日の「おすすめ本」■
2007年8月13日
- タイトル
- 掌の中の幸せ
- 著者
- 田中 信生
- 出版社
- 潮文社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
山形(米沢興譲教会)の牧師さんが書かれた本です。
カウンセリングもしておられるので、深い話がいっぱいです。
この本はタイトルに惹かれて買った本でしたが、
とてもいい本でした。
ただ、本の1/3はキリスト教の教えが書かれていますので、
気になる方にはすすめません。もっとも押しつける感じではなく、
聖書にあるとてもためになる話を教えてくれているのですが。
著者はこう言っています。
「私たちは、人生の中でしばしば、
「希望があるのなら、なぜ」「神や仏がいるなら、なぜ」
と思うような出来事に出会います。
けれども、人には誰でも、限りある出来事を通して、
限りない豊かさを生きる術を味わい、味わうだけでなく、
それを他の人々と分かち合う力が備えられていると、
私は考えます」
そして、こう元気付けてくれます。
「人生ではいろいろな状況に直面します。
しかし、どのようなことに遭遇しても、
どのような過去があったとしても、また、どんな
未来があなたの前に待ち受けていても、
あなたの考え方をより前向き肯定的に入れ換える
ことができるのです」
うんうん、そうだなぁ…、なるほど、そうだなぁと思うような
話がいっぱい書いてあります。
今の生き方に迷いのある方にはおすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
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