■今日の「おすすめ本」■
2024年4月30日
- タイトル
- ほどよく距離を置きなさい
- 著者
- 湯川久子
- 出版社
- サンマーク出版 (2017/11/17)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
人間関係の中で生まれる小さなトゲや心のからまり。
やさしい自分でいたいのに、本当はもっとやさしい
自分のはずなのに、怒りや嫉妬がそれを邪魔することって、
ありませんか?
長く連れ添った夫や妻、子ども、嫁や婿。
そして、気心知れた友人、ご近所さん。
自分の周囲の誰かと、思っているよりもう半歩だけ、
ちょっと距離を置いてみると、やさしさを取り戻し、
本来の自分らしく、心地よく生きられる。
そう説くのが、本書の著者、90歳の現役弁護士、
湯川久子氏です。
九州第1号の女性弁護士として福岡市に開業してから、
おもに離婚や相続といった人間関係の交通整理を
専門に人間関係のもつれをほどいてきた湯川氏。
1万件を超える相談案件を通して、
「どんな人でも、外からはうかがい知ることのできない、
悩みや迷いを抱えている」こと。
そして、「ほどよく距離を置くことこそ、人が心地よく
生きていくために必要な心がけ」と実感するに至ったそうです。
人の心は法で裁くことはできず、法廷で裁かれる
「勝ち」あるいは「負け」が、人生の本当の幸せを
決めることはない。
60年以上にわたってそれを実感しながら、
法で裁くことのできない人間模様を目の当たりに
してきた著者が、
「それでは、本当の幸せとはなんだろうか」と
思いを馳せ続けた結論が、この本につづられています。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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手助けは、 親子であろうと他人であろうと、 自分が楽しめる範囲、つまり 余力の範疇で、行うことです。 経済的な援助も同じことが言えます。 子ど | 「私(オレ)がなんとかしなくては…」 「私がなにがなんでも一人で、 なんとかしなくては…」 と、思い込んでいる方は、多いようです。 介護、子どもの生活 | 2021-04-26 |
夫婦間で、 「出て行け!おまえの顔など見たくもない」 「もう離婚だ!」 一方親子で、 「こんな子に育てた覚えはない」 「おまえなんて、生まなければ | いつも心に留め置いている言葉のひとつに 韓国のことわざがあります。 「行く言葉が美しい時、返る言葉も美しい」 ということわざです。 今の韓国状況を鑑 | 2021-04-22 |
これまで多くの方と向き合ってきた 中で出た結論の一つは、どんな人も、 見た目の印象やその姿からは想像できない 悩みや苦しみを抱えているのだ、という | 湯川さんは、90歳(2017年の書籍発行時) で、60年あまり現役の弁護士として 活躍をなさってきた方です。 湯川さんは、その長年の経験から、 「近 | 2021-04-20 |