■今日の「おすすめ本」■
2008年10月17日
- タイトル
- 愛するということ、愛されるということ
- 著者
- レオ・バスカリア
- 出版社
- 三笠書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
本当にわかりやすく教えてくれる、とてもいい本でおすすめです。
前書きにこんなことが書いてあります。
「愛は、死がおとずれるようにある日突然、
終わるようなものではない。
維持していく方法を知らないために、
あるいは知ろうとしないために徐々に壊れていくのである」
著者は、愛を維持する方法は、日々学んで行くものだと
言っています。
また、愛しあうふたりに必要なのは「信頼感や寛大な心」だと
言っています。
「どういうわけか、友達や単なる知り合いをありのままに、
受け入れることはそれほど、むずかしいことではないが、
それが身近な人となると、なかなかそうはいかない。
相手を心にかければかけるほど、その人を傷つけたり、
ほかの人と比較したりしてしまいがちだ。
愛する人をりっぱな人間にしたい、苦しみから
守ってやりたいと思うあまり、その人を一人前の
人間としてあつかうことができないのである。
友達にたいしてのほうが、信頼感や寛大な心や
思いやりの気持ちをもてるのはたしかだ。
しかし、愛しあうためには、こういったものこそが
必要なのである」
とてもいい本で、愛についていろいろな角度から、
いろいろなことを教えてくれます。
ぜひ、一読をおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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私たちの心はもろく、そして傷つきやすい。 思いやりに欠ける言動は、長い間には 人間関係に深い溝をつくり、 その関係を悪くしてしまう。 愛する人の | 今年の締めくくりは、いつも忘れかけていた何かを 思い出させてくれるレオ・バスカリアさんのことばにしました。 ついついギスギスしがちな昨今です。 自分で | 2017-12-27 |
「知っていても行動しなければ 知らないのと同じだ」 言葉であわらすことはすばらしい。 しかし行動であらわすことは それ以上に大きな力をもってい | 何かいいことを聞いても、知っても、思いついても、 実際に行動にうつさなければ、それは知らないのと同じ。 自分がどんなに立派なことを言っても、 どんなに | 2015-12-24 |
どういうわけか、友達や単なる知り合いを ありのままに受け入れることは それほどむずかしいことではないが、 それが身近な人になると、 なかなかそうはいかな | 身近な家族(特に親)には、 あたたかいことばをかけてあげたいし、 やさしく接したいと思う、いつだって。 いつも感謝の気持ちを持って接したいし、 いつ | 2006-01-03 |
相手をつかまえているその手を ちょっとゆるめてみなさい。 たいていの人は、 愛は“しっかりとつかまえている”ことで 成り立つものだと信じている。 | 強く握って、放さないでいたら、 それで、愛が育つだろうか… つかまえていたら、 愛は逃げていかないだろうか… どう考えても…そうは思えない。 | 2005-05-27 |
人間関係から何が得られるか、 ということは考えないことです。 そのかわり、 その関係のためにあなたに何ができるか、 を考えましょう。 | ついつい、何を得られるか考えてしまう… (クリスマスだしな…) 別にそれほど、ほしいわけでもないのに、 何かを得ないと 損した気持や、対等でないという思 | 2004-12-24 |
だれもがみな、 喜びにあふれたすばらしい人生をおくりたいと思っている。 それがかなうかどうかは、 ひとえに私たちの人間関係をつくる能力にかかっている。 | 「喜びにあふれたすばらしい人生」 そうだ、そういう人生をおくりたい。 しかし、なぜかおくってない…なぜだろう… (って、そう簡単には手にはいらないか) | 2004-08-09 |
もっとも愛してる人を もっとも傷つけてしまうというのは、 よく起こる愛の矛盾だ。 私たちはいつも相手の誤りを正し、 相手が決めたことに文句を言い、 | 隣人の習慣に文句を言い、注意し、 話を半分しか聞かずに半端な反論をし、 どうしてそうしないかと問いつめ… こうした方がうまく行くとアドバイスを勝手にし、 | 2003-10-10 |