■今日の「おすすめ本」■
2008年11月7日
- タイトル
- あなたを変える魔法の「聴きグセ」
- 著者
- 篠原 佳年
- 出版社
- 青春出版社 (2005/04)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
その研究からわかってきた「耳のこと、聴く力、耳とストレス」
など耳に関することをいろいろな角度から教えてくれる本です。
著者は、こう言っています。
「これまで、耳の聞こえ方に多少の個人差はあるものの、世の中の
音は誰にでも平等に聞こえると思われてきました。
しかし、私が耳について研究を重ねるにつれ、そうではないので
はないかと思うようになってきました。
人によって、聞く音に大きな違いがあることが分かってきたから
です。それは、聞こえる「量」の問題ではなく、聞こえる音の
「質」が違っているのです。(略)
同じ場所にいて、同じ話を聞いても、100人いれば、100通
りの聞こえ方があり、各人は自分の都合のいいようにしか音や
話を聞いていないのです。
まずは、自分の「聴きぐせ」を知ることが大事です」
ということで、同じ話を聴いても、人それぞれ聴き方が違い、感じ
方も違い、そのことが生き方にも影響してくるということです。
いい「耳」をつくり、いい「聴き方」を身につけることが大切だと
言っています。
自分の都合の悪い話をシャットアウトして聴かなければ、自分に
とって都合のいい話も入ってこなくなるそうです。
例えば、こんな話が書かれています。
○幸せな人は「いいこと」をたくさん聞いている!
・楽しいことが聞こえる人、イヤなことが聞こえる人
○いい“聴きグセ”が未来をどんどん変える
・耳のバランスと心のバランスの不思議な関係
○コミュニケーションが上手にいく「感度のいい耳」になる
・感度のいい耳と悪い耳の違い
○ココロとカラダが目覚める“気持ちいい音”の魔法
・気持ちいい高周波シャワーをあびよう
○「心の声」に耳を澄ませて思い通りの人生を歩く
・耳を変えれば人生が変わる
多くのことが、耳や聴く力に関連しているのはよく分かりましたが
すべてがそれらにかかっている、というような箇所にはやや抵抗を
感じましたが、なるほど、そうだったのか、と思う箇所も多くあり
参考になりました。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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いちばん大事なことは、 「自分が発した言葉をいちばん最初に聞くのは自分だ」 という事実を自覚することです。 あなたの声を聞く人は、 いつもあなただと | ときどき、自分で自分のことを、 「ああ、バカだなぁ、なんてバカなんだろう」 「ああ、恥ずかしい…そんなことばかりだな」 「ああ、ダメだなぁ…こんなこともで | 2008-06-19 |