■今日の「おすすめ本」■
2009年7月1日
- タイトル
- アメリカでは常識のニッポン人取扱説明書
- 著者
- ロバート・ツチガネ
- 出版社
- 祥伝社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
日本に戻って教職につきますが、日本に絶望しアメリカに帰国する
ことを決意した方です。
その際に、日本に対する「言いたいこと」をまとめたどちらかと
いうと日本批判的な本です。
強烈なことも書いてありますが、海外で日本人がどう見られているか
評価されているのか、知るには参考になると思います。
●「ニッポン人ほど扱いやすい民族はいない」…
世界中でカモにされているのを知っていますか
●「世界一おめでたいニッポン人」…
すでに世界の孤児になっています
●「なんとガマン強い国民なんだろう」…
ルールを改訂してしまえば日本は勝てなくなる
●「ニッポン人の弱点は知れ渡っている」…
日本人が勤勉なんだて誰が言った
●「ニッポン人が世界に通用するはずがない」…
かくして、日本は世界の敗者になった
などなど、賛否両論、好きずきが別れると思いますが、なるほど
こういう角度からだとこう見えるのか、と私はいろんな意味で勉強に
なりました。
冷静に読んでみると、著者の日本に対する「期待と絶望」が感じとれ
る本だと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
日本人社会が平和なのは、私に言わせれば、羊の群れがおとなしいようなものだろう。日本人は、競争心を失っているから、そのために治安がいいだけなのだ。べつだん、日本人 | この本を書いたのは、アメリカ国籍の日本人で、40年間をアメリカで過ごし、40年ぶりに日本で教職につき、日本に絶望してアメリカに帰国した人である。アメリカの考え方 | 2004-04-13 |