■今日の「おすすめ本」■
2009年10月16日
- タイトル
- だから片づかない。なのに時間がない。
- 著者
- マリリン・ポール
- 出版社
- ダイヤモンド社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ことついての考察や、片づけることが出来るようになる考え方やコツ
を教えてくれる本です。
◆書類や本が山積みでずっと「机の上」を見ていない人
◆毎朝、鍵や財布が見つからなくてドタバタする人
◆会議にいつも「5分遅れ」で到着する人
◆思い出の物が押し入れや机にたまっている人
◆スケジュール表がすべて埋まっていないと落ち着かない人
◆「できません」と言えない代わりに、だらしない行動でうやむや
にする人
◆「ギリギリ・セーフ」に生きがいを感じている人
◆片づけられないときの言い訳が天才的に上手な人
著者は、こんな方々にこう言っています。
「だらしなさは一生直らないと思いがちだ。しかし直すことはできる。
生活の乱れに本気で取り組めば、自分を根本から変えられる。
私たち経験者のように、学びの道を突き進み、考え方、感情、行動
をあらためて、すばらしい恩恵を手に入れよう。
自分にいらだちを覚えてつ責めてしまうのを、探求して学ぼうとす
る姿勢に切りかえるには、勇気と寛容の精神が必要だが、それでも
やってみる価値はある。
「きちんと生活する」。
ただ、それだけで、自信、活力、喜びを得ることができるのだ。
いますぐトライしない手はない。」
ということで、7つのステップを教えてくれます。
1.目的をはっきりさせる
なぜ物事をきちんとできるようになりたいのか
2.望みを思い描く(ビジョンを描く)
自宅や仕事場をどう変えたいか。そこで将来、どんな気持ちを
味わい、何を目にしようと思うか
3.現状を検討する
現在の自分に、どこかだらしないところはないか
4.サポートを頼む
必要なサポートはなんだろう。誰に頼めばいいのか。
5.変化のための戦略を探り出す
新しい習慣を身につけ、身の回りをきれいにし、システムをつく
るにはどうしたらいいか
6.効果的な行動を起こす
目的達成に必要な具体的手段は何か。いつまでに達成したいか。
7.心を深く掘り下げ、変化を維持する。
心の奥深くにひそむ、「影」とは何か。
どうやったら考え方をあらためられるのか。
片づけられない人の心理状態なども、わかりやすく書かれていますが、
かなりシビアで頭の痛いことも…
この本を読んで、著者のように出来るかどうかはわかりませんが、
自分のだらしなさに悩んでいる方は、読んでみるといいかも…
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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実現しなかった「大きな一歩」より、 実際に踏み出した「小さな一歩」(略) 結局実現しなかった大きな一歩より、 実際に踏み出した小さな一歩のほうが、 | 一気に大きなことをしようとか、 やるなら、失敗は許されないとか、 やるなら完璧にやろう…などと 思い込んでしまうと、一歩が踏み出せなくなる。 やって | 2006-10-21 |
人生では、 望みの状態を保つために努力することも必要だ。 なんだかんだと理屈をつけて、 だらしなさに甘んじてはいないだろうか。 だが、 手のつ | すぐにやっておけば、簡単に片づくのに、 ちょっとやっておけば、簡単終わるのに、 なんだかんだ理由をみつけて、 後回しにして、そのうちに、 それをやるのに | 2006-10-03 |
誰でもスケジュールを立てるとき、 このくらいはできるだろうと自分の許容範囲を 誤って見積もってしまう傾向がある。(略) 「いろんなことを経験して多くの | まさに、私はこの傾向がある。 あれも、これもと詰めこみ、そのくせ、 時間配分をかなり甘く見積もる癖だ。 最近でこそ、こんな自分の癖に気が付いて、 気をつ | 2006-08-06 |
自分の人生を変えようと決心し、 すぐに実現できる人はまれだ。 私たちは、前に進んでいるかと思えば、 突然道を踏みはずし、また進んでは踏みはずす。 ときに | 「もうダメだ…」「もうダメだ…」 と思いながら、何かをやり続けるのは辛い。 そう思っていると、どんどん辛さが増してくる。 その上、いったん「もうダメだ | 2006-07-28 |