■今日の「おすすめ本」■
2009年12月11日
- タイトル
- 佐賀のがばいばあちゃん
- 著者
- 島田 洋七
- 出版社
- 徳間書店 (2004/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
知ってる方も多いと思います。
島田洋七(本名/徳永昭弘)少年は、小学校2年のときに、訳あっ
てなかば強制的に、佐賀に住む母方のばあちゃんのところにあずけ
られます。このばあちゃんが「がばい(すごい)」ばあちゃんで、
このばあちゃんとの極貧生活を書いた本で、たくましさと楽しさと
ほろりとくるお話がいっぱい書かれています。
島田さんは、この生活からこう言っています。
「お金がないから、不幸。
今は、みんなが、そんな気持ちに縛られ過ぎていると思う。
大人がそんな考えだから、子供もすこやかに過ごせるはずがない。
ディズニーランドに連れていってもらえないから、自分の未来は
真っ暗だと思う。
そんな子供ばかりが育ってしまい、毎日が面白くなくて、将来に
希望を持てなくて、少年犯罪が増えてゆくのだ。
本当はお金なんかなくても、気持ち次第で明るく生きられる。
なぜ断言できるかと言うと、俺のばあちゃんがそういう人だった
からだ。
幸せは、お金が決めるものじゃない。
自分自身の、心のあり方で決まるんだ」
がばいばあちゃん、本当にたくましくて、ユーモアがあって、
とてもステキです。
ひとつひとつのお話が心に残る本で、心に風が吹いているような
時に読むと、ほっとできます。
この本からのお話は、「ぼちぼち日記」でも紹介しています。↓
「「がばいばあちゃん」のお話、その1」
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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中学校での俺の通知表は、大体が次のようなものだった。 体育…5 数学…5 社会…2 国語…1 英語…1 理科…2 音楽…1 技術家庭…3 (略 | かなり有名になった島田洋七さんのおばあちゃん、 「がばい(すごい)ばあちゃん」のことばです。 私は、この「がばいばあちゃん」の、 貧乏や不幸(42歳で | 2009-12-07 |