■今日の「おすすめ本」■
2010年3月4日
- タイトル
- 本音力
- 著者
- 武藤 清栄 (著), 植村 和子 (著)
- 出版社
- ロゼッタストーン (2006/06)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
聴くための具体的な方法を教えてくれます。
まずは、自分の本当の気持ちに気づくこと…これが「本音力」の
元だそうです。
著者はこう言っています。
「本音力とは、自分の気持ちを相手にわかってもらうことが目的
ではありません。問題解決の手段でもないのです。
怒鳴り散らす上司に、さわやかに本音が言えたら本音力は成功
です。しかし、自分の望みどおりに物事が進むかどうかは別の
話です。
目的は、回りの状況を変えようとすることではなく、自分が変
わることです。そもそも相手を変えようなんて、とても難しい
ことです。相手がわからず屋だったり、年上だったらなおさら
です。
でも、自分の本音に気づいた。そしてそれをさらりと自分に
言い聞かせるように言えた。それで自信がついて自己価値観が
あがった。それから自分自身が明るくなった。
皆に「変わったね」と言われた。これでいいのです。
自分だけ変わっても仕方がない、と思いますか?
そんなことはありません。本音に気づき、それをさわやかに
言えると、相手も本音を出してくれることが多くなります。その
結果、今までよりも親密な関係を築きやすくなるのです」
例えば、こんなことが書かれています。
○相手を不快にしないで素直な気持ちを伝えるには?
○自分の気持ちをうまく伝える5つのポイント
○ビジネスの場での本音力活用例
○あなたの中に「本音」が言えない原因がある
○大切なのは「心理的防衛」や心の奥の本音に気づくこと
○本当の思いがちゃんと伝わらない理由
○こんな言い方は相手を不快にする
○言葉だけに頼ってはいけない
○聴く力が確実にUPする「リスニング」の基本
○相手が本音を打ち明けやすい状況を作るには?
自分の気持ちの気づき方、そしてものの言い方、タイミングなど、
さまざまな方法が書かれていてとても参考になります。
うまく「本音」が言えないと思う方は、読まれてみるといいと思い
ます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
本音を言う時には、言い方にも注意が必要です。 こちらの話を聴く以前に、相手が心を閉ざしてしまう 言い方があるのです。 自分が言われるとむっとするのに、 | この他、相手を不快にしたり、本音を言わなくなる 「NGワード」にはこんなものがあるそうだ。 「あなた、またやったでしょう」 「いつもそうなんだから」 | 2008-07-01 |
簡単に、自分1人でもできる「自己価値観チェック」です。 あなたは自分自身をキッチンにあるものにたとえると、 なんでしょう? それになりきって自己紹介してみ | なぜ、こんなことをしてみるかというと、 「自分はどんな人間か」と話すのは難しいのですが、 何か「もの」になり切ってみると、割と自然に、 本音が出せるからだ | 2008-06-03 |