■今日の「おすすめ本」■
2010年4月19日
- タイトル
- 勇気づけの心理学
- 著者
- 岩井 俊憲
- 出版社
- 金子書房 (2002/10)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
著者が、勇気づけるということの考え方、その方法などを具体的
に教えてくれる本
著者は、こう言っています。
「勇気を持った人が、できるだけたくさん他者を勇気づけできる
ようになってほしい。
「日本のさまざまな分野で今ほど勇気が求められている時代は
ない」と認識しているからです。
この本を書くことで、最初から大きな変化を起こそうとするの
ではなく、ある志を持ち、ほんの少しの勇気を持って始める
ならば、やがては勇気は波紋のように広がることをお伝えした
かったのです。
この本を手にするあなたは、勇気の小さな波紋を生み出す当事者
になれるのです」
例えば、こんなことが書かれています。
1.勇気について
2.勇気づけの理論1(勇気づけの起源)
3.勇気づけの理論2(勇気づけの前提要件)
4.勇気づける人の特質
5.勇気づける人になるための3つのステップ
6.勇気づけの実践1
7.勇気づけの実践2
少し専門的な本なので、心理学の基礎知識がある方の方が読みやす
いと思います。実践編では、ケーススタディなどもあり、具体的
なやり方を知ることもできます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
信頼の反対の不信はどんなところからうまれるのでしょうか。 多くの場合は、相手の実力に対して 高すぎるハードルを設定し、高い立場からのギャップ、 未達成の部 | 相手の今の実力や経験、体験をどのように見るか、 どのように判断するか、評価するか、 今の自分と同じ程度までと望む気持ちで見るか、 相手の実力を、そのまま認 | 2009-01-25 |
他者を勇気づける人には、 次の6つの特質があります。 1.尊敬と信頼で動機づける 2.楽観的(プラス思考) 3.目的(未来)指向 4.聴き | この本では、自分自身を勇気づけることが 大切だとも言っている。 「勇気は一種のエネルギー、あるいは燃料のようなものです。 例えば、発電所にエネルギー | 2008-12-22 |