■今日の「おすすめ本」■
2010年4月1日
- タイトル
- ごきげんな人、ゆううつな人
- 著者
- リンダ フィールド
- 出版社
- リック
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
自尊心を取り戻し、高めるテクニック(エネルギーのバランスをと
ることにより)を教えてくれる本。
著者は、自尊心が低いために生じる弊害があり、そのためにライフ
スタイルが乱れている人が多いので、この本を読んで「私には価値
がある」「私はすばらしい」と思えるようになり、前向きな幸せな
人生を歩んでほしいと言っています。
この本でいうところの「自尊心」とは、次のようなことです。
「自分を大切にする」「自分を尊重する」「自分を愛する」という
う意味合いのものです。
さて、この本でいうところの「自尊心」とは…
「本当の意味での「自尊心」は、何かの点で優れているから、何か
の分野で成功しているから、美人だから、財力があるから…など
の理由によって、高まるものではありません。
たとえあなたが、自信をもつべきものを何ももたず、プライドを
満たす材料が何も見つからなくても、自分を大切な存在と感じ、
自分を愛することができれば、それこそが自尊心なのです」
この「自尊心」を育てるために、高めるためには「たましい」「理
性」「感情」「肉体」のバランスをとり、生命の源とつながり、自
分を理解し、感じ、そして行動することが大切だと言うことです。
自分の考え方や思い込みを知るには、とてもいい本だと思います。
この本を読んで「自尊心」を取り戻せるかどうかはわかりませんが、
ヒントや、やってみるといい簡単なエクササイズがあるので、じっ
くりと取り組んでみるといいと思います。
例えば、この本の中にこんなエクササイズがあります。
自分の夢やいきいきすることを明確にして、自分のためのアファメ
ーション(夢をかなえるおまじない)を作ってみようということで、
・私は に成功する
・私は が得意だ
・私は簡単に ができる
・私は の達人だ
を、書き出してみよう、などなど。
タイトルが少し違うなぁと感じる本ですが、中味はとても濃くて、
いい本です。ただ、心理学や、自己啓発の本に慣れてない方には、
ちょっと分かりづらい本だと思うので、最初に読む本として、お
すすめはしません。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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私たちはときどき、 本当につまらないことに腹を立てるものです。 全然重要でないことに怒りを爆発させた経験が あなたにもあるかもしれません。(略) き | この本では、こういうことはあるし、 この怒りの感情が悪いわけではなくて、 上手に怒りを発散させることが大事だと言っています。 例えば、こんな感じか | 2007-10-21 |