■今日の「おすすめ本」■
2010年7月27日
- タイトル
- 「やさしさ」と「冷たさ」の心理
- 著者
- 加藤 諦三
- 出版社
- 大和出版
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「自分の弱さを知って、その弱さの原因を知って、
まわりのことを知れば、自分に自信を持つことが案外簡単に
出来る」
「自分の望んでいるものに、勇気をもって気づくことが大切だ」
と言っています。
例えば
「不機嫌な人、いわれなき罪悪感に苦しんでいる人、
自分におびえている人、
何か自分の存在を許されないと感じている人、それらの人は、
自分が何を望んでいるのか分からなくなっている。
自分が心の底の底で望んでいるものは何なのか、
自分が必要としているものは何なのか、
それが本人に分からないということが問題なのである」
それらの人が心の底で望んでいるもの、
それは「やさしさ」なのではないか
と言っています。
少し断言的なところもあって、そうかなと思うところもありますが、
いろいろな人間心理が書いてあり、こういう見方も出来るのかと
教えてくれます。人間心理、自分を少し深く知りたい時にじっくり
と読んでみてはいかがでしょう。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
どうやら、人間の心理にとって決定的なことは、 自分が他人に「好かれる存在」であるかどうか、 ということであるようだ。 実際に好かれているかどうかという | 自分は愛されていると、愛されると 自然にわかっている人がいる。 こういう人は、あまり愛にこだわってなかったりする。 愛されねばならないと、強迫的に思ったり | 2005-02-17 |
不機嫌な人、 いわれなき罪悪感に苦しんでいる人、 自分におびえている人、 何か自分の存在が許されないと感じている人、 それらの人は、自分が何を望んでいる | 加藤氏は、それらの人が望んでいるものは「やさしさ」であるという。 そうなのかどうかは、よくわからないが、 自分が望んでいることを見失ってしまうことはよくある | 2003-12-15 |