■今日の「おすすめ本」■
2010年9月16日
- タイトル
- がばいばあちゃん 幸せの教え
- 著者
- 島田 洋七
- 出版社
- ヴィレッジブックス (2007/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
知ってる方も多いと思います。
島田洋七(本名/徳永昭弘)少年は、小学校2年のときに、訳あっ
てなかば強制的に、佐賀に住む母方のばあちゃんのところにあずけ
られます。このばあちゃんが「がばい(すごい)ばあちゃん」で
このばあちゃんもらった元気になる言葉、生きるための智恵となる
言葉などを著者の考え方も含めて、まとめて書いてある本です。
洋七さんは、こんなことを言っています。
「今、日本の世の中は拝金主義になってしまったと感じます。
つまりは見た目だけ繕っておけば、中身はどうでもいいという
考え方です。
「型が古くなったから捨ててしまおう」
ゴミの集積所に山と積まれている家電ゴミの約4%が何の修理も
なく使えるそうです。いつから日本は無駄遣いが格好良いと見ら
れる文化になってしまったんだろう。
「海外旅行に行けなくなるから、子どもは1人しか作りません」
なぜ自分のくだらない見栄のために、本当に大切なものを捨てて
しまうんだろう。
「お金がないから不幸だ」
お金なんてなくても、幸せは自分の心が決めるんだ。
本当の豊かさとは、たくさんお金を持つことじゃない。
ありきたりですが、1番大切なのは、心がいかに豊かであるか
ばあちゃんは、、私にそんなことを強く教えてくれました。
お金は一瞬しか喜びをもたらしませんが、すばらしい考え方や
言葉はずっとずっと喜びを与え続けてくれるもんです。
この本には、ばあちゃんの優しくて楽観的なアドバイスが
つまっています」
例えば、こんなことが67書かれています。
◎「世間の目」は、たかが200人
◎「継続は力なり」は嘘
◎人間はみんな滑稽な存在
◎貧乏人は準備体操
◎世の中に偉い人はいない
◎金持ちも吹雪にあう
◎「キレイ」も一瞬で過ぎ去る
◎空の色は「青」じゃない
◎頭のいい人も必要、アホも必要
◎嫌われるほど働く
むずかしい言葉なんて書かれてないし、面白い本ですが、それで
いて、ずしっと、思いが伝わってくる本です。
おすすめの一冊です。読みやすいので、本を読むのが苦手という
方でも、すんなり楽しく読めると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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「人間ちゅうのは 頭がええ人も必要やし、 アホも必要。 必要じゃない人なんかいない」 ばあちゃんはこんなことを 言っていました。 | がばいばあちゃんの本は、 ときどき読み返したくなる本で、 読んでは、大笑いし、 「ばあちゃんいいなあ。 こんなばあちゃんいたらいいなあ」 なんて思う | 2021-12-20 |
ばあちゃんは、いつも笑いながら諭してくれました。 「そんな出来事は生きていたら、いくらでもある。 落ち込むほどのことじゃない」 「思い通りになる人生なん | いろんなことが起こり、いろんなことがある… これが一段落ついたと思ったら、違うこれが出てくる。 涙を流すことも、あまりのことにただ呆然とすることもある。 | 2010-01-28 |
大した顔じゃないアイドルでも売れているじゃないですか。 ヘタすれば自分のほうがカワイイと思う子もいますわ。 でも彼女たちは少なくてもオーディションを受けたん | やってみて失敗したら、 「へへ、やっぱりダメだったかぁ」 「ありゃこれは、失敗だったね~」 なんて、笑い飛ばしたい。 そして、 「くっそー、今度こそは | 2009-12-11 |