■今日の「おすすめ本」■
2010年12月22日
- タイトル
- いつでも、逆に考えるとうまくいく。
- 著者
- 川北 義則
- 出版社
- PHP研究所 (2004/11/25)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
生きやすくなる、ということを教えてくれる本。
著者は、こんなふうに言っています。
「人間、何十年と生きていれば、これから先、つらいことも
楽しいこともある。そんなことは当たり前なのだ。それなのに
つらいこと、悲しいことに出合うと、自分の人生はツイてない
と落ち込む。そんなとき、楽しかったこと、うれしかったこと
はすっかり頭から消えている。
一方で、自分の人生にはイヤなことは何もないと楽天すぎるの
も考えものだ。そう感じる人はあまりに鈍感すぎるか、そんな
人生は嘘なのである。
長い目で人生を俯瞰すれば、人生、ときどきイヤになるくらい
でちょうどいいのである」
例えば、こんなことが71ほど書かれています。
◎悩んだら「悩めるうちが花」と思おう
◎マジメ人間は、なぜガンになりやすいか
◎人とのつきあいは「わかりあえない」が基本
◎人生は常に「逆転劇」をはらんでいる
◎人生は「できちゃった婚」のようなもの
◎小さな悪をもてば大きな悪から逃れられる
◎早めに失敗を経験するのはよいことだ
◎常に時代の「半歩先」を行くのが正解
◎「モットー」や「ポリシー」は何だっていい
◎失敗しないために「逆演算」を覚えよう
「え、これが逆発想?それは無理があるんじゃないの」と思う
ところも結構あり、著者にしてはやや散漫で軽めの本という
印象を受けます。
ただところどころに「こういう見方は必要かも」と思う箇所も
あり、読みやすくうすめの本でもあるし、気楽に読んでみると
いいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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