■今日の「おすすめ本」■
2011年2月8日
- タイトル
- 伝える力
- 著者
- 池上 彰
- 出版社
- PHP研究所 (2007/4/19)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
わかりやすく説明する、物事の本質を見る、相手の心をつかむ、
そんな「伝える」ヒントを、わかりやすく教えてくれる本。
ただし、ビジネス向けです。
著者は、大切なことは、
◎まずは、自分が「知らないということを知る」こと
わかったつもりになっていることが多いが、謙虚に
ならなければ、本質まで見えない。
◎そして、自分自身がしっかり理解すること
自分がわかっていないと、相手に伝わるはずもなく、
人に正確に、わかりやすく伝えることは不可能。
◎深く理解すること
深く理解してないと、わかりやすく説明できないし、
本質まで説明できない。
◎聞く耳を持つ
他者から学び、他者の意見に「謙虚である」こと。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
と言っています。
例えば、こんなことが書かれています。
1.「伝える力」培う
2.相手を惹きつける
3.円滑にコミュニケーションする
4.ビジネス文書を書く
5.文章力をアップさせる
6.わかりやすく伝える
7.この言葉、表現はつかわない
8.上質のインプットをする
著者自身、「週間子どもニュース」に出演したことで、子ども
たちからの素朴な疑問は、往々にして本質をついている、と感じ
「このことについて、本当にわかっているんだろうか、いや、
実は何もわかっていないんじゃないか」と気づき、それから
わかりやすく伝えることを心がけてきたということです。
そんな中から生まれたヒントがいっぱいの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
かみ砕いて表現できるのは、そのことについて、 深く理解しているからこそなのです。 本質をしっかり理解していれば、 易しい言葉に置き換えることは可能ですし、 | 人に、ちゃんと意図を伝えたいときには、 あれこれといっぱい盛り込まず、こねくり回さず、 シンプルに、わかりやすくして伝えなくては伝わらない。 しかし、 | 2010-03-11 |
30数年間に及ぶジャーナリスト生活を振り返って、 ひとつ明らかにいえることは、 よけいなプライドを持っている人は、 「そこまで」だということです。 | 池上さんは、最近よくTVに出ていて、いろいろな出来事を わかりやすく紹介したり、説明したりしてくれている。 これは、11年間に渡る「週間子どもニュース」で、 | 2010-02-15 |