■今日の「おすすめ本」■
2011年7月25日
- タイトル
- 成功本はムチャを言う!?
- 著者
- 新田 義治
- 出版社
- 青春出版社 (2008/8/2)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
読んでも95%以上が挫折する本当の理由を教えてくれる本。
多くの成功本では、「本を読むだけで実践していないから」だと
いってますがそうではなく、成功した人と、本を読む人との間に
モチベーション(内的動機付け、やる気)や価値観の違いがあり
同じようには「できない」からだということです。
例えば、人は、大きく分けると、以下の4つの傾向を持っており
この傾向のどれが強いかで、成功に向うモチベーションも違って
くるというのです。
《4つの傾向》
①目標達成的傾向…行動することを重視する傾向が強い人
達成願望が強く、考えるより行動するタイプ
少々実現可能が困難な方が、闘志がわく。
高い数値目標が、例えば、「年収○○○万円
にするぞ」などがモチベーションになる
②親和的傾向…… 調和することを重視する傾向が強い人
全体の調和を保ち、関係性を持つことに価値が
あり、「自分の役割は何か」が明確になった
とき、その行為が「みんなの役に立つ」と
感じられるときに、モチベーションUPする
③献身的傾向…… 愛し愛されることを重視する傾向が強い人
必要とされる1対1の関係に幸せを感じ、
好きな相手(恋愛相手とは限らない)に喜ば
れる、大切にされることが、モチベーション
UPの元となる。
④評価的傾向…… 考えることを重視する傾向が強い人
自分が興味を持ち、面白く感じるものに対して
高いモチベーションを持つ。
多くの成功者たちは、①の人が圧倒的に多く、数値目標が大きな
やる気を起こす動機となるが、②~④の人たちには、そうでは
ない、ということです。
そして、自分が、この4つの傾向の中で、どれが一番強いか、
という理解なしに闇雲に「目標を明確」にしても「ポジティブ
思考」を試してみて、やる気は起きてこず、行動にもできない、
ということでした。
この本には、その他、ではどうすればいいか、本当の成功とは
何かなど、考えさせられることが書かれており、自分にあった
成功を見つけることが大切なんだ、と感じました。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人は、本能的に、現在の状況を維持しようとします。 たとえば、人間の体は外部環境が変わっても、生態の状態を、 一定に保とうとします。わかりやすのが、体温です。 | たとえば、具体的にいうと、 「イチロー選手の練習方法の目的と効果をきちんと押さえ、 自分に合うようにアレンジして組み直すこと」 というようなことが大切で | 2010-06-14 |