ことば探し
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■今日の「おすすめ本」■

2011年11月8日

 
タイトル
新しく生きる
著者
高橋 和己
出版社
三五館
おすすめ度
★★★★★ ※おすすめ度について
精神科医でもあり、カウンセリングの専門家でもある著者が
書いた、心理学の本。少し専門的な本です。

この本の中にこんなことが書いてあります。
「自己受容は、自分の心の中に生起するさまざまな感情や
 考えをそのままに認めてあげることである。(略)

 しかし私たちはこれがなかなかできない。

 むしろ自分の感情を認めまいと抵抗することのほうが多い。
 恨んではいけない、憎んではいけない、怒ってはいけない、
 好きになってはいけない、頼ってはいけない、甘えては
 いけない…と、さまざまな自己規制の「枠」が、私たちの
 自由な感情の流れを止めようとする」


つまり、
心の「枠」は、私たちが知らず知らずのうちに自らが作りだし、
その自分でつくった「枠」に、自らで苦しむことになるという
ことです。

この「枠」から自由になることで、「新しい生き方」が
見えてくるのだという。
新しい希望がわいてくるんのだと言います。


古い、なじんだ自分に別れを告げるのは、なかなか寂しく、
苦しいことであるのですが、それが第一歩になると。

この本には、そうした自分の「枠」をはずした人たちの
事例が書かれています。
自分の「枠」を知りたい、自分の「枠」をはずしたいと
思っている方は、ぜひ読んでみてください。おすすめです。
この本からのことば 感想 掲載日
人の悩みの源は、 自分の気持ちをどれか一つに決めようとすることから始まる。 もっと精密に言えば、 二つの気持ちのうちのどちらか片方に決めようと する 揺れる自分を責める自分が確かにいる。 どうしてきっぱり決められないのだと… しかし…気持ちは揺れるのだ、ゆらゆら揺れる。 どっちにも決められない自分。 2003-01-04
嫌ってしまった自分を、 もう一度好きになる。 今年は、出来るだけ、自分をいろんな意味で、 クリアにしたいと思う。 嘘のない自分、身の丈に合った自分をめざしたい。 それが、自分をもう一度好きになる行程の 2003-01-03
気持が変わると私たちは気づかぬうちに、 今まで選ばなかったことを選びはじめる。 (略) 自分が動きを変えると、 現実が、人との結びつきが変わ 気持によって、見方が変わるし、考え方も広がる。 今まで気がつかなかった何かに気づくと、心の持ち方も変わる… 心の持ち方が変わると、現実の見方も変わるし、 2001-11-12

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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