■今日の「おすすめ本」■
2012年8月7日
- タイトル
- 人の望むようにしすぎる人、平気で人を支配したがる人
- 著者
- 岩月 謙司
- 出版社
- あさ出版 (2002/08)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
2000のケースを分析し、「人間関係のストレス」で、なぜ、
悩むのかをパターン化してわかりやすく教えてくれる本。
著者は、
「会社で人間関係がうまくいかない人ほど、わざわざ人に嫌われる
ことをして嫌われる。さみしい人は、一生懸命さみしくなる努力
をしては、ますますさみしくなる。
孤独な人ほどみずから孤立することをしては、ますます孤立する。
そんなバカな!
しかし、これが約2000人以上の人間関係を調査して得た
私の結論である。半数近くの人が、自分の目標と逆の行動を
一生懸命にやって「うまくいかない」と嘆いているのである。
そんなバカなことはもっとある。
これ以上傷つきたくない、と思っている人ほど、みずから
進んで傷つくことをしては、傷つくのである」
これらのことを考察し「心と心をつなぐ糸」が大切なキーワード
であると言っています。
例えば、こんなことが書かれています。
◎対人関係の発生原因はワンパターンである
◎親の影響とは?
◎なぜ口で言うことと本音がズレてしまうのか
◎好きだけど嫌い、この矛盾がさらなる矛盾をうみだす
◎対人関係で悩む人の語録集
◎人の期待に応えようとしすぎる人、平気で人を傷つける人
◎怒りは怒りを誘発し、やさしさはやさしさを誘発する
◎悪い人間関係をチェックする方法
◎男と女…支え合う関係
◎深くなる恋、さめていく恋
好きずきがわかれる本だと思いますが、一つの説としてなるほど
と、納得できることも多い本です。
むずかしい本ではなく、読みやすく、事例もわかりやすいので、
人間心理や人間関係に興味もある方にはおすすめの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人を陥れるのも人だが、人を救うのもまた人である。 生身の人間の熱い思いが人を救う。 キーワードは「生の肯定」である。 無条件の「いのち」の肯定が、 人に | 先日新聞で、震災で両親と自宅を失っても、葬儀の日以外は、 ほとんど休まず、間借りする校庭を使わせてもらいながら、 中学校野球の指導をしている監督が、 なぜ | 2011-08-11 |