■今日の「おすすめ本」■
2012年10月12日
- タイトル
- ギルフォード博士の子どもに自信をもたせる育て方
- 著者
- 白浜 洋征
- 出版社
- サンマーク出版 (2002/06)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
実践者の著者が、さまざまな角度から「幼児教育」について、
教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「この本は、のべ4千人近くの幼稚園、保育園などを訪問し、
園児や先生、父母のみなさまと学びあいながらつかみつつある、
いわゆる私の幼児教育論です。
“理想の子どもなんていない、だから子育てはおもしろい”
というのが私の実感です。
「みんな違って、みんないい」という思いで、一人ひとりの
子どもに親や先生が向き合っていけば、子どもが本来持って
いる可能性が大きく花開き、自信をもっていきいきと社会参加
していける力を持てるようになると確信しています」
例えば、こんなことが書かれています。
1.人は愛によって人となる
・祝福される誕生、拒否される誕生
人生は、ここからはじまっている
・自分で問題を解決する体験こそが、
子どもの「生きる力」につながる
2.“理想の子ども”なんていない!
・子どもを変えることはできない
しかし、親が変わることはできる
・「考える力」の出発点は感動すること
心の躍動がやる気を引き出す
3.いきいきとした知力を育てる
・自分で考える体験の積み重ねから
柔軟な発想が生まれ、知能が発達する
・子どもの強さを信頼し、多様な価値観を
身につけさせよう
巻末に、年齢別生活習慣のめやすと「SI(幼児教育プログラム)あそび」の一部が紹介されています。
この本を読むと、「考えさせる教育」の大切さ、親の行動の大切
さなどが実感としてわかります。
子育てに悩んでいる方、幼児教育に携わっている方、また、人を
育てる仕事についている方は、読んでみるといいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
問題が生じたとき、 何をしなければいけないか、自分で気づいて(問題発見) 問題から逃げないで自分で考え、自分でなんとか やってみる(問題解決)。 私は「 | この本では、 「人間は生きているかぎり問題と直面する。 親が代わって問題解決してあげると、 子どもは考えようとしなくなる」 ということを言っていて、 | 2010-11-24 |