■今日の「おすすめ本」■
2014年10月24日
- タイトル
- 日本でいちばん社員のやる気がある会社
- 著者
- 山田 昭男
- 出版社
- 中経出版 (2010/2/27)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「高収益なのに、日本でいちばん労働時間が短く、残業はゼロ。
ところがなぜか、社員の給料は地域でもトップレベルを誇る
名証2部上場の会社」があります。
その会社の名前は「未来工業」と言います。
この会社の創業者の著者が、会社経営に対する想いや考え方、
工夫の仕方などを、実例、実話をまじえて教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「そもそも私は、情けない中小企業が『人、物、金、情報などと
言うな』という思いが強い。
人、物、金、情報が大切か?
ないないづくしの中小企業がそんなことばかり言って、
今後本当に会社を伸ばしていけるか。
大切なのは「社員のやる気」
社員を100%頑張らせるのが社長の仕事なのだ。
だから、私は、ずっとこれ一本でやってきた。
「休め、働くな、よきに計らえ!」
例えば、こんなことが書かれています。
1.会社を発展させる“常に考える”工夫
2.シェアをとるための戦略を工夫する
3.社員のやる気を引き出す“未来式”工夫
4.未来流、よい会社をめざすための工夫
5.社長としての勇気をもつ工夫
6.“こんな時代”にチャンスをつかむ工夫
今どき、このような社長がいるのか…と正直驚きました。
ともかく会社を伸ばすには、「社員にやる気を出させる」こと、
これにつきると言っていて、そうするには、どうしたらいいか、
自分がどう動けばいいか、動かないほうがいいかを考え抜き、
それを実行しています。すごいなぁと思います。
かなりユニークで大胆な人への任せ方、人の育て方、経営術、
営業術などのそれぞれの工夫の仕方が書かれていて、
感嘆しつつ、勉強になりつつも、楽しく読めました。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
デンコー・マック(※)が成功してしばらくしたら、 「その構造を使って魚釣り用のナイフをつくったら 売れるんじゃないか」という提案が上がってきた。 おもし | 今、あちこちで話題にのぼっている未来工業社長 山田昭男さんの書かれた本です。 すごい発想をし、それを普通に実行している方なのだと、 この本を読んで本当に驚 | 2012-06-19 |