■今日の「おすすめ本」■
2016年11月24日
- タイトル
- 話すチカラをつくる本
- 著者
- 山田 ズーニー
- 出版社
- 三笠書房 (2007/03)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
言葉にして相手に伝え、望む状況を切り開くための基礎知識を
わかりやすく教えてくれる本です。
著者は、こう言っています。
「いまコミュニケーションの問題は、私たちが難しいことを知ら
ないからではなく、基本をおろそかにしていることで起こって
います。
フタをあけてみると、「そもそも」の基本レベルのすれ違い
ばかり。それだけに基礎がしっかりした人は強い」
ということで、この基礎知識「伝わる要件7つ」を教えてくれ
ます。
1.自分のメディア力を高める…
相手から自分はどう見られていますか?
2.3.
意見+論拠(=機能する話の大原則)…
一番言いたいことは何ですか?
なぜそう言えますか?
4.目指す結果…
目指す結果は何ですか?
5.論点
どんな問いに基づいて話してますか?
6.相手のとっての意味…
相手から見たら、あなたの言っていることは何?
7.根本思想…
あなたの根っこにある想いは?
その他、
◎おわび・お願い、人を説得する技術
◎共感の方法…人を励ます、誤解を解く
◎正論はなぜ通じないか?
◎信頼を切り開く!メッセージの伝え方
◎部下にやる気をわかせる指示の出し方
いっけん難しそうな感じがしますが、書かれている内容は、
なるほど、そうなのか…と思うような身近なことが多く、とても
勉強になる本です。
人を説得したり、説明したりする仕事につかれている方、人前で
話をする機会が多い方、これから人前で話していきたいと思う方
には、とてもおすすめの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「意見」とは、「あなたが一番言いたいこと」です。 まず、これをはっきりさせる。 「論拠」とは、「なぜ、そう言えるか」、 あなたの意見の「理由」や「根拠」で | そして、この「意見と論拠」(もしくは「論拠と意見」)で、 社会生活、学問からビジネスまで、だいたいの コミュニケーションはまかなえるということです。 「コ | 2011-02-24 |
人の心が動けば状況は動いていきます。 あなたの言葉によって、相手の心が、 ほんのちょっと動くことを目指してみてください。 「なるほど!」と腑に落ちる。 | 自分が何をいつも言っているか、 何を語っているか、ちょっと振り返ってみよう。 いつも、ワンパターンの話ししか、していなくはないか? 同じ方向からの、自 | 2009-02-17 |
次の5つから「宇宙人発見」のニュース、 「これで見たら信じる」というものをいくつでも選んでください。 1.東スポ 2.インターネット 3.フジテレビ | この本では、「自分のメディア力」を 常日頃から、高めておくことが大事だと言っています。 例えば、 「いつも信頼できる、役立つ話をしてくれる人だ」 と | 2009-02-16 |