■今日の「おすすめ本」■
2017年10月20日
- タイトル
- 「幸せ脳」は自分でつくる
- 著者
- 久恒 辰博
- 出版社
- 講談社 (2003/9/19)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「大人のサルでも脳細胞が成長している」という大発見をした
著者が、脳は、死ぬまで成長していくこと、その脳を活性化させ
育て、「幸せ脳」をつくっていこうと、その方法、考え方、脳の
仕組みなどを教えてくれる本。
著者は、脳が幸せということを、こう言っています。
「心の状態が穏やかで、安らいでいるとき、人は幸せを感じて
いるのです。この幸せな状態では、人間の脳はもっともよい
状態にあります。
新しいことは、簡単に覚えられるでしょうし、困難にぶつか
ったとしても、何とか解決の方策が考えられることでしょう。
脳を育てるとは、心を安らいだ状態に持っていくことに他なら
ないのです。
心が安らいでいるとき、人間の脳はダイナミックに変化して
いることが最近の研究からわかってきました。
脳の中にエネルギーが満ちあふれていて、いくらでも柔軟に、
変化できるとき、人は幸せを感じているのです」
例えば、こんなことが書かれています。
1.脳から見た幸せのかたち
・絶対的な幸せとは
・幸せを生み出しているもの
2.脳科学の過去と未来
・置き去りにされた心の科学
・脳回路を修復する研究
3.ハッピー・ブレインとは何か
・不幸な体験を脳から消去
・幸せは相対評価できない
4.成人の新生ニューロン発見
・くつがえる近代医療の常識
・新生ニューロンの増やし方
5.「幸せ脳」を作る科学的メソッド
・ちょっとした工夫で「幸せ脳」を
・自分の脳は別人
・脳のわがままを聞く
脳を仕組みやニューロンのこと、脳にいいことなどもわかり、
参考になります。専門的でありながら、読みやすいし、わかり
やすく書かれているので、脳に興味ある方は、気軽に読むこと
ができると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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「たまごっち」は甘えん坊で、きちんと世話をしてあげないと、 すねたり病気になったりするのですが、こちらの愛情を 注ぎ込んであげると、元気にすくすくと育ってく | 脳は、疲れたり、ストレスを感じたり、 心の状態がすぐれないときなどは、まともに働かず、さらに、 歳をとっても脳を成長させてくれる新生ニューロンと いう脳細 | 2010-04-23 |