■今日の「おすすめ本」■
2023年12月25日
- タイトル
- 超凡思考
- 著者
- 岩瀬 大輔 (著), 伊藤 真 (著)
- 出版社
- 幻冬舎 (2009/2/10)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
二人の最強頭脳の中身を、わかりやすくかみ砕いて教えて
くれる本。この本のテーマは、
「「当たり前」を愚直にやり抜くと、平凡は非凡に変わる」
ということです。
この本の中で、このことについてこう語っています。
「とにかく続ける。時間を十分に使う。
やり続ける人がいちばん強い。
飛び抜けて才能がある人は別として、普通の人の場合、強く
なるために継続して努力や勉強ができるかどうかが、できる
人とできない人の差として生じてきます。
すぐに結果が出なくても、長いスパンで考えればいいのです。
一年、二年と続けるうちに、必ず何か形に結びつくはずです」
この本の構成は、4つに分かれていて、二人がそれぞれの
パートについて書いています。
1.岩瀬式目標設定
・他人と比較しない。
小さな勝利をペースメーカーに、達成感を覚える。
・諦めなければ大丈夫
目標を設定したら、すぐやる。その場で始める。
2.伊藤式時間術
・全体像を掴んで自分のポジションを知る。
もっとも大切なことに時間を割り当てる。
・デッドラインを設定して決断する。
原理原則があれば後悔しない。
3.岩瀬式情報整理
・情報は集めない
目的に沿っていかに情報を組み立てられるか。
・「絶対に正しい」なんてありえない。
複数の情報源を持つ。情報源を確かめる。
4.伊藤式伝える力
・何を伝えたいのか。
強い意志があってこそ、技術が生きる。
・欲張らない。
10のうち2伝われば十分。
すでに凡人とは思えない二人が、非凡になるほどに「基礎」や
「当たり前のこと」を継続して、やってきたのだということが
わかり、本当の凡人である自分などは、もっともっとやらねば、
と思った本でした。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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弱みを克服するよりも、強みをぶっちぎり強くする方が、 その人の力を存分に引き出せるというのが、僕の考え方です。(略) 「できない理由」を100個見つける | 「明るい世界観」を持ちたいと思う。 「暗い世界観」は、持ちたくない。 なぜなら、持ちたくなくても「暗い世界観」は、 自分の中に、根付いているからだ。 | 2010-02-25 |
私たちの人生は、 ある特定の目標を達成したら終わり というものではありません。 継続して走り続けなければならない。 だからこそ、 その場面で勝つこ | 本当にそうだなぁと思ったことばだった。 人生は、長い目でみないといけないな、 今の勝ちが、未来の勝ちにつながっていく、 というものではないな、とも。 | 2009-11-13 |
自分の思うように時間を利用したい。 自分にしかできないことのみに時間を費やしたい。 誰もが思うことですが、不本意なことに 自分の時間を差し出さなければ局面 | なんでこんなことに 時間を使わなくちゃいけないんだ、 こんなに時間がかかるんだ、 もっと有意義なことに時間を使いたいのに… なんて思うことは多々ある。 | 2009-11-12 |