ことば探し
★私は、心の声に耳を傾け、自分と会話をし、自分を大切にします★

■今日の「おすすめ本」■

2018年5月28日

 
タイトル
小さなチームは組織を変える
著者
伊藤 守
出版社
講談社 (2004/10)
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
日本の国際コーチ連盟マスター認定コーチでもあり、コミュニケー
ションに関するセミナー、講演会などで活躍している著者が、人を
育て、能力を伸ばし、組織を活性化させていく手法をわかりやすく
実践的に教えてくれます。
この本は、もともと人を育てるのがうまい方々(ネイティブコーチ)
から話を聞いたり、リサーチしてまとめた本ということで、たくさ
んのネイティブコーチの話が載っています。

この本の中に、こんなネイティブコーチの話が載っています。
「大手の進学塾の女性スタッフは、上司であるマネージャーに
 ついてこう話してくれました。(以下1部(略))

 彼は、先生やスタッフに、とても頻繁に電話します。といっても
 とくになにか用事があるわけではなく、「おう、元気か?とくに
 用事はないんだ」といった他愛もない内容を繰り返します。
 しかし、本当に疲れているときや仕事を抱えているときは、部下
 が、“元気です、大丈夫です!”と言っても、その日のうちに
 かならず教室にやってきて、“ちょっと近くまで来たから”と
 部下を訪ねます。電話を通しての声だけでも何かを感じ取り、
 気づかってくれます」
 
 365日、24時間働いているような忙しい職場だったにもかか
 わらず、口ぐせのように、“俺は暇だ、遊んでいるんだ”と言っ
 てました。実際にも本当にそんなふうに見えました。
 ですから、ちょっと相談したいときなどに遠慮せず、電話をした
 り、会ってほしいとリクエストできました。
 でも、そのマネージャーから送られてくるメールを見ると、
 いつも真夜中なんです」

こんなことをやっている方々がいるんだなと参考になります。

その他、こんなことが書かれています。
 ○ネイティブ・コーチのコミュニケーションスキル
 ○組織を支える「小さなチーム」
 ○ワン・オン・ワン・コミュニケーションのトレーニング
 ○「人と人のつながり」は会社の資本
 ○「観察」はコミュニケーションのベース
 ○「考えて行動する人」を育てる
 ○コミュニケーションはイメージの違いを埋める
 ○会話のイニシアチブを取り、コミュニケーションを創る
 ○個々のパフォーマンスを引き出すチーム作り
 ○ソーシャルキャピタルを積み上げるチームワーク


部下を持っている方、人を使う立場の方、子育て中の方など、
読んでみると、なるほど…、そうすればいいか、など、とても
参考になることが多いと思います。
この本からのことば 感想 掲載日
「わかった」と「そのとおりに行動する」 とは別問題。 話をしていて、「わかったか?」と聞いて、 部下が「わかった」と言うと、次の瞬間から、 部下の態 「わかった」=すぐに「行動する」「態度を改める」 というより、 「わかった、その話はね、でもそれだけ」 「わかった、なるほどね、だから?」 という感じの 2009-05-21
イギリスのビジネス心理学研究所OPPの調査によると、 84%の従業員は 「自分にはまだ発揮できていない才能がある」 と思っているそうです。 そのうえ 自分の才能とは、なかなかつかみづらいものだと思う。 あると思ったり、ないと思ったり…する。 しかし、本当は心の奥底では、多くの人が、 自分には、ある種 2009-04-15

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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