■今日の「おすすめ本」■
2018年9月14日
- タイトル
- どんなことがあっても自分をみじめにしないためには―論理療法のすすめ
- 著者
- アルバート エリス
- 出版社
- 川島書店 (1996/07)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
悩みではないけれど、いつも心にひっかかって、いまいち人生が
楽しくない、というような方のための「気持ちが晴れる方法」が
書かれています。そうはいうものの、やや専門的です。
この「気持ちが晴れる方法」がどんな方法かというと、
アメリカの有名な心理学者アルバート・エリスが開発した、
自己改革法、自己説得法で「論理療法」とよばれるものです。
ひとくちにいうと、
「みじめな自分や不幸な自分から脱却するためのボタンが3つ
あるという説で、その3つとは、「思考」「行動」「感情」」
この3つとうまく折り合いをつけていくことが大切で、この本
には、このボタンの押し方などが書かれています。
例えば、こんなことが書かれています。
洞察1.適切な感情と不適切な感情
洞察2.自分の感情の運命をコントロールできる
洞察3.「ねばらならない」の支配
洞察4.「恐ろしい過去」を忘れよ
洞察5.イラショナル・ビリーフを積極的に論駁せよ
洞察6.情緒的に混乱していることに混乱している自分に
ストップをかけよ
洞察7.情緒的な問題の解決にとどまらず現実的な問題にも
取り組むこと
洞察8.ビリーフに反する行動を実行することにより
ビリーフを変える
洞察9.努力と練習に専念することである
洞察10. ビリーフや行動を猛烈果敢に変えること
など、洞察は14、書かれています。
訳のせいなのか、原本がそうなのかはよくわかりませんが、
読んでいて??と思うことがあり、理解するのに時間がかかる
ころがあります。ただ、書かれている方法は、とても勉強に
なります。
興味のある方は、じっくりと読んでみるといいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
たとえば、もしあなたが自分の仕事を失うことが心配なら、 時間を守り、一生懸命仕事に働き、そして 上司や同僚とうまくやるよう努めるだろう。 しかし、もし | よく「心配しすぎるとよくない」と言われるのは、 心配にとらわれて冷静さを失い、妄想がふくらみ、 身動きがとれなくなり、周りにも心配をかけるようになり、 そ | 2011-10-05 |