■今日の「おすすめ本」■
2019年1月7日
- タイトル
- 肯定的人生観のすすめ
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- ベストセラーズ (1995/01)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
生きるためのちょっとしたヒントや考え方、生きる姿勢などを教え
てくれます。
著者は、こんなことを言っています。
「私たちは今を生きているが、どうしても「また明日があるさ」
「そのうちやろう」と先送りしてしまう傾向がある。その結果は
常に今に満足ができないということになる。あれもできていない
これもやらなければいけないと思って気持ちばかりが焦る。
そうすると、現在に目をつぶって「そのうち」やろうということ
になってしまう。
これでは悪循環である。今を豊かにしていかなければ、いつまで
も貧しい今を迎えなければならないし、そうすれば不満を感じて
また現実から逃避しようとするだろう。(略)
たとえ、貧しくとも現実の今ある自分をみつめ、できることを
今ここからはじめていくことが、将来の豊かな生活を切り開く
一歩となるのではないだろうか」
例えば、
○「本当の自分」探しは自分の気持ちをはっきりさせることから
○自分にこだわりすぎずに周囲に関心を広げよう
○後悔するよりもいま何ができるか考えよう
○相性の悪い相手とうまくつき合うにはコツがある
○自分が相手を愛することではじめて人から愛される
○つらい時をしのげば自分にとって大切な人生経験になる
○他人に対して寛大になれれば自分にも寛大になれる
○つまらないことは忘れて現実にまず一歩足を踏み出そう
○嫌なことはいつまで考えても仕方がない
○自分の人生に過大な期待をしない
とてもいい本だと思います。じっくりと読むことをお薦めしたい
本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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結婚しかり、就職しかり、子どもしかりで、 人は自分の人生がかかっているような重大なことに対しては、 往々にして過大な夢や期待を持ちやすいものだ。 何も | 人は、自分にも、他人にも、環境にも、ひそかに期待をする。 日々、大きな期待も、小さな期待もひそかにいっぱいしている。 適度なところで期待して、満足できれ | 2007-08-19 |
いい過去を築いてきた人はやはりいい人生を歩む可能性が高い。 今ある自分というのは、 今まで生きてきた積み重ねの上に成り立つものである。 今ある人間関係は、 | 「いい過去」とは、どんなものだろうか… 成功した過去もあれば、楽しかった過去もあり、 失敗の過去もあれば、思い出したくない過去もあると思うが、 私には | 2007-08-15 |