■今日の「おすすめ本」■
2019年2月18日
- タイトル
- 伝え方が9割
- 著者
- 佐々木 圭一
- 出版社
- ダイヤモンド社; 初 2013版 (2013/3/1)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
なぜ伝え方で結果が変わるのでしょう?
たとえば、好きな人がいるとします。
でもその人は、あなたのことに少しも興味がないとき、
何と言ってデートに誘いますか?
「デートしてください」
こう言ってみました。あなたのピュアな気持ちそのままですね。
これだと断られる確率が高いですよね。
ですが、コトバ次第で結果を変えることかができます。
「驚くほど旨いパスタの店が
あるのだけど、行かない?」
こう言ってみました。相手は行っていいかも、と思う確率がぐんと上がるコトバです。
どちらにしても、実は「デートしませんか?」という同じ内容なのです。
同じ内容なのに、伝え方で結果が変わってしまう。
これは驚くべきことと思うかもしれません。
ですが、あなたは今までの人生で、「伝え方で変わるのでは?」と、
うすうす気づいているのではないでしょうか。
伝え方にはシンプルな技術があります。
この本は、著者が膨大な時間とトライ&エラーで導き出した方法論を整理しました。
料理のレシピのように、誰でもコトバをつくれるよう体系化してあります。
誰でも自分の日常から、試行錯誤の上で伝え方の技術を身につけることもできますが、
それだと辿り着くまでに十数年かかってしまいます。効率がよくありません。
この本は、著者のように回り道をしなくても魅力的なコトバを最短でつくれるよう構成してあります。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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この時代に生きる 私たちの矛盾 ビルは空高くなったが 人の気は短くなり 高速道路は広くなったが 視野は狭くなり お金を使ってはいるが 得る物は少なく | この本に載っていたことばです。 このことばを書いたのは、 アメリカのジョージ・カーリンさんというコメディアンで、 彼の妻が亡くなったとき、牧師さんの説教を | 2017-12-01 |
こんな話があります。 チカンが頻発する地域がありました。 住民は「チカンに注意」というポスターをつくり 貼っていたのですが、ほとんど効果はありませんで | こんな事例も書かれていました。 「芝生が踏まれて、困っています。 注意書きの立て札をつくるとき、 どう書いたら人は芝生に入らなくなるでしょう? | 2017-11-29 |
人の集中力は、20分といわれています。 ですから授業や会議の後半に、 集中力がとぎれてしまうは仕方ありません。 「眠くなるのは、やる気がないからだ」 | 佐々木さんは、コピーライターで、 人を動かすコトバの使い方の達人ですが、 その佐々木さんがよく使うクライマックス法では、 以下のようなコトバも有効だそうで | 2017-11-28 |