■今日の「おすすめ本」■
2019年3月28日
- タイトル
- コーチングが人を活かす
- 著者
- 鈴木 義幸
- 出版社
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ション技術)である著者が教えてくれる「人を活かすコミュニケー
ション方法」。
どうすれば相手の思考を「しなければならない」→「したい」に変え、
自発的に動かすことができるのか、そんな知識やスキルが書かれて
います。とてもわかりやすい本で、コーチングについて知るのにも
いいと思います。
例えば、こんな話が載っています。
「コーチングの基本的な哲学は、「安心感で人を動かす」という
ものです。(略)
相手に安心感を与える非常に強力な方法が、この「同じ言葉を
繰り返す」です。語尾だけでを繰り返してもよいし、あるいは、
「そうだよね」などの文で置き換えても構いません。
「同じ言葉を繰り返す」ことは相手の意見に賛成するという
ことではありません。
相手が今そういう状態にあることを認めるということです(略)
だまされたと思って同じ言葉を繰り返してみてください。
部下が「最近ちょっと疲れ気味なんです」といったら
「疲れているんだな」と。
そのあとでも遅くないはずです。
「もうちょっとがんばってくれよ」というのは。」
その他、こんなことを教えてくれます。
1.相手の中から答を引きだす
2.安心感と自信を与える
3.未来の夢を抱かせる
4.新しい視点を与える
5.自発的な行動を促す
6.コーチの達人に向けて
なるほど…と思うような、自らが「したい」に変える知識やスキルが
たくさん書いてあります。
この本はビジネスだけでなく、一般家庭でも役立つ本だと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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まずは次の単語のリストを見てください。 どの行動を起こしているとき、あるいは状態にいるときが、 皆さんがいちばん生き生きしているときでしょうか。 同じよう | さて、あなたはどの3つでしたか? 人、それぞれ、置いている価値が 違うってことですね。 これを使って、誰かに聞いてみると、 よくわかります。 人は | 2006-02-17 |
コーチング(※)では「なぜ」のかわりに 極力「なに」を使うようにします。 それは「なに」を使った質問のほうが、 内側にあるものを引き出しやすいからです。 | 例えば、こんなことだろうか。 「なぜ、こんなことしたの?」 ときかれると、 そう、責められているような気がして、 ついつい防御したくなって 言い訳 | 2006-02-04 |