■今日の「おすすめ本」■
2019年9月10日
- タイトル
- 平気であなたを傷つけてくる人から自分を守る本
- 著者
- 石原 加受子
- 出版社
- こう書房 (2014/9/2)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
戦わずして「自分を守ること」「相手と折り合いをつけること」
「自分を大切にしていく方法」などを教えてくれる本。
石原さんは、こう言っています。
「もし、争わないでも勝つ方法があるとしたらどうでしょうか。
ほんとうは、最初から争いを目指さず、争わないのですから、
勝つことはないのですが、負けることもありません。
戦って勝たなければ傷つけられると思っている人たちは
信じられないかもしれませんが、基本を踏まえれば、
そんなにむずかしいことではありません。
むしろ、「戦わないですむ」ということがわかれば、むやみに
傷つくことを怖れないでいられます。
人のことを気にしたり、怖れたり、勘ぐったりしないですみ
ます。相手のことを憶測し過ぎて苦しむ世界とは無縁の
生き方ができます」
ということで、基本スキルを教えてくれます。
例えば、こんなことが書かれています。
○相手をやっつけることより優先したいこと
○「正しい、正しくない」「良い、悪い」の二極化では
解決できない
○戦って勝てば、ほんとうにうまくいき?
○「相手をなんとかしよう」という姿勢では疲れ果てて
しまう
○戦わなければ、相手が勝手に自滅する
○孤独になるのが怖くてくっついていては、争う
○相手の能力や性格は自分にとって重要ではない
○苦痛に耐えてまで悪口や愚痴につきあうことはない
具体例も身近でわかりやすく、心理学的な本をはじめて
読む方にも読みやすいと思います。
「そうか、カチンとくる人はこう接すればいいのか」などと
いう方法なども書かれていて、人間関係の無用なあつれきを
防ぐことができるかも。参考にしてみてください。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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