■今日の「おすすめ本」■
2019年12月12日
- タイトル
- ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社
- 著者
- 坂本 光司
- 出版社
- ダイヤモンド社 (2010/3/5)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ながら、顧客から圧倒的な支持を受けている会社8社を紹介して
います。
利益や採算は二の次で、本当に困っている人のために、なくては
ならない製品をつくり続ける会社。地球環境や地域社会に役立つ
ことを一生懸命に考えて、製品やサービスを提供する会社、
愚直一筋にお客様に信頼される商品をつくり続ける会社。
本当に人の幸せに役立つこと、貢献することを何よりも大切にして
いる会社8社です。
日本にこんな会社がまだあってよかったぁと思えます。
この8社です。
◆1坪で年商3億超!40年以上、早朝から行列がとぎれない
「幻のようかん」をつくる「小ざさ」(東京・吉祥寺)
◆「点字付きペットボトル再生名刺」1枚につき1円を
日本盲導犬協会等へ寄付する“日本一の名刺屋”
「丸吉日新堂印刷」(北海道・札幌)
◆社長みずから1億円の借金を抱え、末期がんで生死をさまよい
ながらも、本当に困った人たちに採算度外視で身障者衣料を
つくる「ハッピーおがわ」(広島・呉)
◆450年以上続く旅館に現代アートを取り入れ、
リピーター率73%! “人生の最期にもう一度行きたい宿”
と評判の「板室温泉大黒屋」(栃木・那須塩原)
◆「店をたたんではどうか?」と税理士に言われた5年前から、
世界が認めた「ワインが語りかけてくる」酒屋に生まれ
変わった「あらき」(熊本・城南)
◆持病のパーキンソン病に負けずに、高齢者に特化した働き場
と生きがいを提供! 2010年2月に「ガイアの夜明け」にも
出た「高齢社」(東京・秋葉原)
◆五輪3大会連続「金・銀・銅」! 商店街の町工場でつくる
「世界一の魔法の砲丸」と職人魂を感じる
「辻谷工業」(埼玉・志木)
◆生後7か月で脳障がいになった愛娘を「どうしても救いたい」
と、世界から評価される福祉機器をつくる
「キシ・エンジニアリング」(島根・出雲)
大きな会社ばかりに目がいきがちですが、この本を読むと、
会社規模は小さくでも志は高く、社会に貢献することがこれだけ
できるのだと感動します。この会社の気高い精神に少しでも
あやかりたいと思いました。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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売らんがための商売ではなく、 この味を本当に気に入った人が、 買ってくれればいいというのが、 「小さざ」の経営理念なのです。 華々しさを求めるのでは | この本に吉祥寺の「小さざ」という店が紹介されています。 店舗面積一坪(2畳)ほどの店で、商品は、 「ようかん」と「もなか」のたった2種類。 しかも、駐 | 2012-04-25 |