■今日の「おすすめ本」■
2020年10月14日
- タイトル
- 人間関係で「キレそう!」になったら読む本
- 著者
- 斎藤 茂太
- 出版社
- 新講社 (2008/03)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
日本旅行作家協会会長、日本ペンクラブ名誉会員などを歴任して
いる著者(出版時)が、キレない生き方のコツ73を教えてくれ
る本。
《斉藤流キレないコツ》
1.「まあまあうまくいった、で十分だ」と考えよう。
完璧でなくてもいい。
2.自分ひとりですべてを背負いこむことはない。
人に甘えてもいい。頼ってもいい。
3.下手なプライドから、人の「お手伝いします」という
親切な申し出を拒まないこと。
4.強がりばかりいう人になるのはやめる。
しっかり弱音もいえる人になろう。
5.がんばれないときは、遠慮なく休む。
英気を養って出直す勇気を持つ。
6.むりに前向きにならなくていい。
むりに明るくふるまわなくてもいい。
7.ギチギチの予定を組まないこと。
ひとりになって自分の時間を楽しめる人になる。
そして、
「心の中にはいつも「ゆとり」をおき、悠々と生きなさい」
ということです。
例えば、こんなことが書かれています。
◎相性の悪い人とは、ていねいにつきあう
◎いくら「キレ」ても、自分を救えない
◎「よくない想像」がトラブルのもと
◎キレる人ほど多くを失う
◎ノーいえる人は、キレないで済む
◎がまん強い人、キレやすい
◎キレるおかあさんですか、楽しいおかあさんですか
◎身勝手な人には「のらりくらり」がいい
◎「欲少なくして足を知る」が、幸せの素
◎許し合って、ゆるゆるいこう
具体例も身近で、読みやすく、人生の先輩から
「まあまあ、そんなことで目くじらたてないで…」と、笑って、
なだめてもらう…そんな感じの本です。
気楽に読んでみるといいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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世の中のひとりひとりが「やりっぱなし」にするのではなく、 自分のやったことが周りの人にどんな影響を与えるかを 想像する癖をつけてほしいものだ。 そして「社 | 自分のやったことに対する想像力がなくなってきている、 こんなことを最近よく耳にするようになってきた。 自分がやったことが、周りにどんな影響を及ぼすか、 想 | 2010-05-25 |
正しいことであっても、いえばいいというものではない。 相手の立場、プライド、タイミングをはからなくては、 人間関係は円滑にはできないのである。(略) | 本当にそうだなあ…と思う。 言いたいことがあっても、 ただ自分の言いたいままに、言えばいいってもんじゃない。 それが、どんなに正しいことであっても、 そ | 2010-04-29 |