■今日の「おすすめ本」■
2005年4月24日
- タイトル
- 仕事と年齢にとらわれないイギリスの豊かな常識
- 著者
- 井形 慶子
- 出版社
- 大和書房
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
50回以上もイギリスに行っている井形さん。
そんな著者の体験から書かれたこの本には、
イギリスの豊かな考え方などが詰まっています。
イギリスでは
「ゆったりと生活する」こと、
「齢をとった人々が以前にもましてやりたいことを始めるのは
当たり前のこと」らしい。
また年齢は
「イギリス人にとっては、生きた年数の積み重ねを表す数字。
それだけのものでしかない」ので、
日本のようにむやみやたらに年齢にこだわることはなく
「人生を輝いて生きるのに年齢は関係ない」
ステキですね。
また、イギリスの履歴書は年齢を記入しないそうです。
というより、そもそも、記載フォームのある履歴書などはなく、
個人が書くのは、
「住所、氏名、メールアドレス、電話番号」のみらしいです。
違うものですね、我が日本とは…。
「齢をとってから楽しむことは当然なことだ」と思っている
イギリス人の生き方を、とてもイキイキと伝えてくれる、
読んでいて
「いいなぁ、こんな生き方。ステキだなぁ、
こんな齢の取り方したいなぁ」と思える話が
いっぱい載っているステキな大人の本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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ロンドンで地下鉄に乗っていると、時々ホームレスが 車両から車両へ歩き回り、物乞いをする場面に遭遇することがある。 そのホームレスのキャラクターにもよるが、歌 | イギリスに行くと、いつも老人たちがとても いきいきしていて驚かされる。 みな自分の生き方に誇りを持って生きてるように見える。 以前、イギリスの初めてい | 2003-12-01 |
齢をとった。だから私は自由なのよ。(I am old. So I am free!) | すごくステキなことばだなぁと思った。その本の中に、イギリス人のこんな話が載っていた。「子供たちと同居しながらいつも孤独で、 なにをしていいのかわからない日本の高 | 2003-05-13 |