■今日の「おすすめ本」■
2021年2月24日
- タイトル
- 起業家に必要なたった一つの行動原則
- 著者
- 福島 正伸
- 出版社
- ダイヤモンド社 (1998/06)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
力を教えてくれる本。強い「思い」を持って事業を成功させてきた
方々の事例9つと、「思い」の持ち方など書かれています。
著者は、こう言っています。
「私はこれまで10年以上にわたって起業家を育成することに関わ
ってきたが、起業家がどうして生まれ、成長していくのかという
ことについて、「これしかない」とまさに確信に至ったことが
ある。
それは、事業の成否はそこに関わる人がどのような「思い」を
持っているかで決まる、ということである。
強い「思い」は脳を活性化して知恵を出させ、積極的な行動へと
駆り立てる。私は、人間にはどのような人であろうとも、あら
ゆる可能性があるものと考えている。
その可能性を自分がどこまで発掘するかは、自分がどのような
「思い」を持ってものごとに取り組むかによって決まってしまう
ものなのである」
例えば、9つの事例の他にこんなことが書かれています。
◎事業の成否を分ける「思い」
◎顧客は自分を同じ「思い」になる
◎今の自分は過去の自分の「思い」の結果
◎「思い」を持たなかったことが問題化する
◎期待から、自発的行動へ
◎「思い」は無限のエネルギーをもたらす
「思い」がどんなに力があるか、何かをするにあたって大切か、
それが伝わってくる本です。事業を興そうとしている方、今、
迷っている方、力をなくしている方などにおすすめの本です。
強い「思い」大切だとわかりますよ。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「思い」がなければ私たちは自分が好むと好まざるに関係なく、 環境に左右されるだけの人生になってしまう。 いくら不満を言ったところで何も解決にはならない。 | 自分の「思い」がないと、まわりにただ振り回されたり、 まわりに合わそうとして、四苦八苦することになります。 その結果、どうも違うなという違和感や、 疲労感 | 2014-01-07 |
もし私たちの人生が環境によって左右されるものである とするならば、それほど面白みのない人生はないだろう。 それでは、貧しい家に生まれれば一生貧しいだけ、 | あらゆる仕事も、あらゆる想い、愛も、 自分の心の中の「思い」がなければ、 そして伝えなければ、実を結ばない。 自分の「思い」が、いかに自分の人生を築いてい | 2012-04-09 |
「思い」は現実化する。 しかし、どれほど強い「思い」を持ったとしても、 思った時にすぐに現実化するわけではなく、 時間的な猶予、タイム・スパンが必ずある。 | 「思い」は現実化し、これからの人生は、 今持っている「思い」が現実化していく… そう言われると、今の「思い」がとても大事と思えてくる。 そして今、自分 | 2012-03-12 |
いろんなことを知りすぎていると損なことがある。 それはあらかじめ先のことが、 つまり将来起こりうることが見えてしまうことだ。 いや、正確にいえば見えたよう | 「知識」は、今に生かしてこそ価値がある、 「知識」があることで、かえって行動が制限されるなら、 或いは、後ろ向きになり何もしなくなるなら、 それは知識とい | 2012-03-06 |