■今日の「おすすめ本」■
2005年8月6日
- タイトル
- 愛の舞台裏
- 著者
- ハーブ・ゴールドバーグ
- 出版社
- どうぶつ社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ハーブ氏は、心理学者として男性中心のカウンセラーをしていて、
男性心理についてとてもよくわかるように書いてあります。
とてもいい本ですが、ちょっと専門的な部分もあるので、
最初に読むなら同著
「なぜ彼は本気で恋愛してくれないのか」をおすすめします。
男女がつきあっていて、わけの分からない怒りや憤りが起こるのは、
実際のコミュニケーションの問題ではなく、
「男女が知らず知らずのうちに働かせているジェンダー
(心理・社会的な性別、性差)無意識が影響している」
と言っています。
例えば、
「良い関係」について男女がどう思っているか。
女性側は、
「深い心の交流から生まれる一体感を持てること」
と捉えているのですが、
男性の場合は、
「一緒にいても義務感なしに、一人でいられる自由な間柄」
と捉えているとか。
そして、この捉え方の違いは無意識の中で、
次のようなことを生み出すといいます。
男性は
「いつも女性に飲み込まれてしまうのではないかという恐怖感」を起こす。
女性は
「いつもそばにいてくれない男性へのさびしさ」に
つながっていくというのです。
男女の違いについて、本格的に深く書かれていて、
とても勉強になる本です。
じっくりと読むことをおすすめします。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
早い時期に相手の癖を見つけて、 その癖をどう感じるかについて自分の正直な気持ちを 知っておくことは大切なことである。 イライラさせられるような癖は、 | 一緒にいる時間が長くなると、 相手の癖が、とても気になってくるものだ。 ささいな癖でも思った以上気になってくる。 食事の食べ方、トイレの入り方、 出 | 2004-11-23 |