■今日の「おすすめ本」■
2005年10月16日
- タイトル
- 泣きたいのをがまんしつづけてきた人のための本
- 著者
- 森川 那智子
- 出版社
- 青春出版社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
してくれるセラピスト。
「どんなに前向きな人でも、ふとしたときに、
どうしようもないむなしさがこみあげてきて、
身動きがとれなくなったり、日々の暮らしの中で
漠然とした不安を抱えていたり、
どんなに頑張ってもうまく行かない時があります。
そんなときには、思い切って、
心と体をゆっくり休めて見ましょう」と
優しく語りかけてくれる本です。
例えば、どうしてもやる気が出なくてだらだらしてしまって、
そんな自分が情けなくなり
「どうして私ってこうなんだろう」と悲しくなるとき、
ありますよね。それは、
「あなたが怠け者だからでも、意欲のないダメ人間だからでもなく、
あなたの心と体が休息をほしがっているからだと、
そして、そんな自分も認めてあげましょう」
と、教えてくれます。
読むとホッとします。
書かれている内容も、誰もが思い当たるようなことばかりで、
身近なお話が多いです。
若い女性向けに書かれている本ですが、
大人の女性にもおすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
週末のスケジュールを埋めるように、 人間同士の関係のすき間を埋め尽くすことは、 必ずしも幸せにはつながりません。 水墨画に空白がなければ、 墨で塗り | 友人は、スケジュールが埋まってないと 不安になるらしい。 特に大型連休などという場合は、 埋まらないと嫌らしい。 先日もメールが入って、 会わないかと | 2004-05-03 |
今はひとりでは生きられない、 暮らせないという時代ではありません。(略) ひとつ言えるのは、 単身でも生きられる時代だからこそ、 相手は誰でもいいと | 久しぶりに友人と食事をした。 彼女は独身で、ずっと結婚相手を探している。 巡り会う機会が少ないらしい。 彼女に幸せになってほしいと思うが、 あまり結婚に | 2004-04-25 |
じつは最近、楽しかったことは何? と訊かれても ちっとも思い浮かばないという人が 増えているようです。 楽しくなくなってしまったのはおそらく、 何 | 会社勤めをしていたときは、 人と会うのが億劫でイヤだったのに、 今は人と会うのが楽しくなってきている。 家にいることが多くて、 人と会うことが極端に | 2004-04-17 |
感情というのは、 まるで野菜のようなものです。 ある感情がわき起こったそのとき、 新鮮なうちはみずみずしくて、おいしくて、 生きていくために必要な反 | 感情も腐る…その通りだと思う。 あまり抑えつけたり、無視したりしては きっといけないのだなぁ。 腐らせたり、発酵させたりしては ただ、処理がやっかい | 2004-04-11 |