■今日の「おすすめ本」■
2006年1月14日
- タイトル
- 素直な心になるために
- 著者
- 松下 幸之助
- 出版社
- PHP研究所
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
とても素直な本です。
松下さんは、こう言っています。
「素直な心とはどういう心であるかといいますと、それは
単に人にさからわず、従順であるというようなことだけでは
ありません。
むしろ本当の意味の素直さというものは、力強く、積極的な
内容をもつものだと思います。
つまり、素直な心とは、私心なくくもりない心というか、
1つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする
心といえるでしょう。
そういう心からは、物事の実相をつかむ力も生まれてくるのでは
ないかと思うのです。
だから、素直な心というものは、真理をつかむ働きのある心だと
思います」
こんなことが書かれています。
○素直な心の意義について
○素直な心の内容十ヵ条
○素直な心の効用十ヵ条
○素直な心のない場合の弊害十ヵ条
○素直な心を養うための実践十ヵ条
など、徹頭徹尾「素直な心」について書かれています。
私には少し物足りないと感じられた本ですが、「素直な心」に
ついて考えてみたい方には、おすすめです。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人はよく 「自分のことは自分が一番知っている」といいます。 たしかに自分の思いは、 他人にはうかがいしれない場合が多いのですから、 他人よりも自分のほう | この本には、こんなことも書いてある。 「“山に入る者は山を見ず”とか言いますが、 山の本当の姿は、あまり山の中に入りすぎると わからなくなってしま | 2005-08-25 |