■今日の「おすすめ本」■
2006年2月27日
- タイトル
- たくさん失敗した人ほどうまくいく
- 著者
- リチャード・ファーソン
- 出版社
- 角川書店
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
心理学博士でもある著者が書いた、「失敗と成功」について
逆転発想を促してくれる本。
著者はこう言っています。
「成功と失敗の2色に色分けされた地図のどちらかだけに位置する
人生なんてあるだろうか。
初めは成功と思われていたことが、後になって失敗だったと
わかるときもある。
昇進するのが早すぎて競争から脱落する。
解雇されてしかたなく始めた事業が成功する。
祝福されて結婚したのに離婚する。
最初の結婚に失敗したからこそ、2回目の結婚がうまく
いったりもする。
生死の境をさまようような大病を患って、その後の人生が充実する
ことだってある。
わたしたちはすぐに「成功」か「失敗」か白黒つけようとする。
だが、ほとんどの物事はそれほど単純ではない。
人間だってそうだ。
「この人は勝ち組」「あの人は負け組」などと言われるが、その
基準は何なのだろう。人生のどの段階での話なのか。
どうしてそう言い切れるのだろう」
また、成功と失敗はコインの裏表であり、今の成功が本当に
成功かどうか、今の失敗が失敗なのかは、わからないと言って
います。
だから、成功と失敗に対する固定観念を捨てて、新しい視野を
持ち、成功と失敗を超越する新たな領域に踏み出し、変革を
していこうと、元気付けてくれます。
つまり、失敗を恐れるな、何が失敗かわからないんだから、と
言うことですね。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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ばかだと思われるのを怖がっていては、 描きたいと思う絵は描けない。 詩を詠むことも、 友だちを作ることも、 愛する人に気持ちを伝えることも、 やり | 人から、 ばかだと思われるのは怖い。 笑われるのは怖い。 できれば、賢いと思われたい。 できれば、できる人と思われたい。 できれば、すごい人だと思 | 2007-02-28 |
ほとんどの人生では、成功と失敗は 投げ損ねた釣り糸のように絡み合っている。 失敗が成功を生み、やがてまた失敗し、 再び成功する。 その繰り返しだ。 | 何が成功で、何が失敗か… もしかしたら、死ぬときまで わからないものかもしれないなぁ。 だとしたら… 今の成功におぼれていてはいけないし、 今の失 | 2005-10-20 |