■今日の「おすすめ本」■
2006年3月31日
- タイトル
- ええかげん社交術
- 著者
- 森 毅
- 出版社
- 角川書店
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「肩の力抜いて、気楽に生きようよ」
「行き当たりばったりの人づきあいでもいいじゃない」
というようなことを教えてくれる本。
著者はこう言っています。
「これから求められていくのは、自然の河の流れのような
生き方である。行き詰まりのよどみがあったり、
ところどころに、岩が飛び出していたりする。
岩は、必ず乗り越えなければならないわけでもない。
ぶつかって飛び散るかもわからないし、
迂回するかもわからない。
いろいろな経路を選んでもそれなりに自分の物語を
作っていくことができる。(略)
人生において決まりきった道などという選択肢は
本当は決してないのだから」
とても、わかりやすく、気楽に楽しく読めます。
人付き合いや、生きることで、もやもやしている方に、
おすすめ。読むとスカッとしますよ。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人間の幅は、違った世界を どのくらい見たかによって、決まってくる。 こういう考え方もあるのかと気付かされる。 その反面、迷いも増える。 これ以外の道 | 私も、人間は、人生は、 「迷って当然なのだ」 「迷っていいのだ」 「みんな迷っているのだ」と思っている。 たぶん、何歳になっても迷うんだと思う。 | 2005-12-13 |
人に迷惑を掛けてはいけないというのも、 思い込みの一種だ。 人は生きているだけで、 どこかで誰かに迷惑を掛けなければ 存在できない仕組みになっている | こちらは迷惑を掛けてないつもりでも、 相手にとっては大いに「迷惑」だったり することもあるだろう。 逆に、 相手は迷惑をかけているつもりがないけれど | 2005-11-19 |
若い人たちを見ていると、どうやって 相手を笑わせるかということを気にしている一方で、 自分が笑われるのをものすごう嫌がっている。 芸としては、笑われるほう | 笑われたって、別にいいじゃない、 そんなふうに思った方が、 生きやすそうだ。 笑われることだって、あるんだから。 自分だって、人を笑うことがあるんだ | 2005-08-28 |