■今日の「おすすめ本」■
2006年7月4日
- タイトル
- 運のいい人、悪い人
- 著者
- リチャード ワイズマン
- 出版社
- 角川書店
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
こんな具合の経歴です。
「図書館で見つけた本に惹かれ、10歳でマジックに目覚め、20代
前半までに世界を舞台に活躍するようになる。その後、マジックの
裏にある人の心理に強い関心を持ち、ロンドン大学で心理学を専攻、
エジンバラ大学で博士号を取得、ハートフォートシャー大学で
研究室を持つまでになる」
つまり、かなり優秀なマジシャンでありながら心理学博士なのです。
この著者が、運がいい人と悪い人を10年にわたって科学的に
調査研究し、きわだって運がいい人と運の悪い人、数百人に
インタビューなどもして、その結果から、
「運」とは何かということと、運がいい人は、本人も気が
付かないうちに、「4つの法則」に従って幸運をつくり
だしている、ことを見出します。
さて、その「4つの法則」とは…
法則1.「チャンスを最大限に広げる」
運のいい人は偶然のチャンスをつくりだし、チャンスの
存在に気づき、チャンスに基づいて行動する
法則2.「虫の知らせを聞き逃さない」
運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする
法則3.「幸運を期待する」
運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす
法則4.「不運を幸運に変える」
運のいい人は不運を幸運に変えることができる
そして、この両者の何が違い、運が悪い人はどうすればいいのか、
等を教えてくれる、かなり興味深い本です。
自分は「運が悪い」と思っている方は、必見です。
じっくりと読まれてみてはいかがでしょうか。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
《法則4 不運を幸運に変える》 ポイント1 運のいい人は、不運のプラス面を見ている (ゴミの山から宝物を探す) ポイント2 運のいい人は、不 | その他、こんな法則もあるそうだ。 《法則1 チャンスを最大限広げる》 ◎運のいい人は、「運のネットワーク」を築き、 それを広げている ◎運のいい人 | 2009-07-23 |
私の研究から、運のいい人と悪い人は、 将来に対する期待がかなり異なることがわかった。 運の悪い人は、未来は真っ暗で、 自分にはどうすることもできないと | 具体的な考え方はこんなだそうだ。 (本から一部抜粋) 《運が悪いと思っている人の考え方》 千里眼のあるという占い師にみてもらったら、天秤座の中でも | 2007-05-17 |