ことば探し
★私は、子ども達を無条件に愛しています★

■今日の「おすすめ本」■

2006年7月30日

 
タイトル
愛する自分 愛される自分
著者
秋山 さと子
出版社
ガイア
おすすめ度
★★★★☆ ※おすすめ度について
心理学者の著者が女性向けに書いた本で、
「現代では「人から愛されたい」という気持ちは強くあっても、
「人を愛したい」という気持ちが欠落しているように思われる」

と言っており、そんな人たちに向けて書かれた、
「愛されること」「愛すること」について書かれた本。

この本の中で著者はこう言っています。
「人に愛される、あるいは相手の気持ちをこちらに
 振り向かせることだけが、喜びだとしたら、それは
 なんとつまらない人生でしょうか。(略)

 愛されたいとか、何とか相手の気持ちをこちらに
 引き寄せたいといった下心があるならば、それは「愛」
 ではありません。愛となったら、計算も下心もすべて、
 なくなってしまうのです。
 
 計算のある愛、下心のある愛は“恋愛ゲーム”に
 すぎません」


そして、
「報われなくても、自分が愛してこそ、喜びがある」

のだと教えてくれます。

どうして、こんなふうに「愛されること」ばかりをめざし、
「愛すること」を避けるようになっているのか。

それは、「愛」を損得でしか、考えなくなっていること、
自分の価値を自分で感じることができず、他人から
「愛される」ことによってのみ、自分の価値を感じられると
言う人が多くなっているからではないかと、言っています。
人を愛するには、自分を愛することが始まりだと教えてくれます。
そうでないと、本当の「愛」を感じることができないと。


じっくりと読まれてみることをおすすめします。

■ほっこりしたい方、
ネコ好きさんにおすすめの本。

じいちゃんとタマの関係が
なんともよく特に1.2は
おすすめですよ~!!

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