■今日の「おすすめ本」■
2006年7月5日
- タイトル
- 他人に振り回されてへとへとになったとき読む本
- 著者
- 海原 純子
- 出版社
- 青春出版社
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
「他人に振り回されている人たち」についての本。
著者は、他人に振り回されることについて、
「どこまでが「思いやること」で、どうなると「振り回されること」
になるのでしょう。
私は、その境界は「自分」があるか、ないかということだと思って
います。
自己が確立し、言葉をかえれば自分の生活や自分の考えがあり、
そのうえで他人(家族を含めて)とかかわることは「思いやり」
ですが、自分と夫、子供、姑、恋人、友人と一体化して自分の
生き方がないと、それは「振り回される」生き方になってしまいます」
と言っています。
また、振り回されてしまう人の特徴は、
1.いつも決まって同じパターンをくり返し
2.キャパシティを越えて引き受けすぎ
3.パニックになるために引き受けすぎているような
人だということです。
例えば、こんな事例が書かれています。
○「ものわかりのいい人」のふりをしていませんか
○「みんなと一緒でなくては」と思う心理
○みんなが幸せなら私も幸せ?
○つい、人の仕事が気になってしまう人へ
○母親に振り回される5つのケース
もし思い当たるような方はぜひ、読んでみてください。
もちろん、処方箋も教えてくれます。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
「ありがとう」の言葉もない、 礼儀知らずの人に振り回されている、 と感じたとき、 あなたは本当は気が進まないけれど、 「ありがとう」の言葉がほしくて | 別に「ありがとう」をいって欲しくて やったわけではないが、 そう思っていても… やったことに対して「ありがとう」の ひと言もないと、 心のどこかで、 | 2006-03-26 |
まわりの人から、 「あなたは幸せよ」 「そんなふうに思うのはぜいたく」 と言われたり、誰かと比較して、 「私はあの人よりマシなのだから、 我慢しなく | 身のまわりにある幸せや満足を 自分で、見つけ出すのは大切だけれど、 人から「幸せだと思え」「満足だと思え」 と押しつけられても、 思えるものではない。 | 2006-03-08 |