■今日の「おすすめ本」■

2006年10月1日

　

タイトル

なぜかいつもうまくいく人

著者

シェリー カーター・スコット

出版社

廣済堂出版

おすすめ度

※おすすめ度について

心理学博士、モチベーションコーチでもあり、ベストセラー作家
でもある著者が、満たされた人生を送るための、成功とはどんな
ものか、自分の旅の仕方、人生のルールなどを教えてくれます。
アメリカのミリオンセラーになった本です。

著者は、こんなふうに言っています。
「満足感は、あなたが自分の目をどこに向けるかにかかっている。
　完全に「今」を生きていれば、旅を楽しむチャンスがどんどん
　増えていく。ところが「未来」だけを見ていると、大事な瞬間
　を見逃してしまい、自分が手にしたものではなく、手にしてし
　ていないものを考えるという罠に落ちやすくなる。
　成功のカギは、幸福と満足の中間線をたどり、満足と抱負のバ
　ランスを取ることになる。」
そして、
「ときには立ち止まり、自分のいる場所を確認し、経験をかみし
　めることも必要になる。」

また、成功の持つ意味は人それぞれに違うので、「自分にとって
の成功」とは何か、自分自身のビジョンを持つことが大切だと
言っています。何も金持ちになることが成功ではないと。
そのビジョンを明確にするために、以下の５つを紙に書いてみる
ことを進めています。
　１．私にとって、成功した人に見えるのは…（こういう人）
　２．私が成功したと感じるときは…（こういうとき）
　３．私にとって成功のシンボルは…（こういうもの）
　４．私が成功者になったと感じるとすれば、をれは私が…
　　　（こうなったとき）
　５．人生に成功した私が自分自身の追悼記事を書くとしたら、
　　　その理想的な内容は…（こういうものであってほしい）

上記のことを確認することが、旅の始まりかもしれません。この
書いた内容に、違和感がないことが大切だとか。
ぜひ、書いてみてください。
私も書いてみましたが、自分が考えている成功像が、世間で言わ
れているものとは違っていました。気がついて良かったです（笑）