■今日の「おすすめ本」■
2007年3月19日
- タイトル
- 決断力
- 著者
- 羽生 善治
- 出版社
- 角川書店
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
ただ、特殊な環境での「究極の決断」なので、読んでいても、
ちょっとわからないところもあります。とはいえ、決断する時の、
心構えやポイントなどは、ビジネス場面でも役立つのではないかと
思います。
著者はこんなことを教えてくれます。
「決断するときは、たとえ危険でも単純で、簡単な方法を選ぶ」
「人間は本当に追い詰められた経験をしなければダメだと言うことも
わかった。逆にいうと、追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍が
あるのだ。」
「情報は「選ぶ」より「いかに捨てるか」」
などなど。読んでいて、心にビシッと響いてきます。
その他、こんなことが書かれています。
「勝機は誰にでもある」
1.勝負の土壇場では、精神力が勝敗を分ける
2.勝負どころではごちゃごちゃ考えるな。単純に、簡単に
考えろ!
3.知識は、「知恵」に変えてこそ自分の力になる
4.経験は、時としてネガティブな選択なもとにもなる
5.勝負では、自分から危険なところに踏み込む勇気が必要である
6.勝負では、「これでよし」と消極的な姿勢になることが
一番怖い
7.勝負には周りからの信用が大事だ。
期待の風が後押ししてくれる
勝負に対する著者の執念や考え方、想いなどもふんだんに書かれて
いて面白く、そして、深い内容の本だと感じます。
羽生ファンには見逃せない一冊だと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
経験には、「いい結果」「悪い結果」がある。 それを積むことによっていろいろな方法論というか、 選択肢も増えてきた。 しかし、一方では、 経験を積んで | なるほど…そうか… 経験には、いい面もあり悪い面もあるのだ。 今まで、「経験」することは、 大切で、良いことばかりと思っていたが、 ただ、闇雲に経験 | 2006-07-04 |