■今日の「おすすめ本」■
2007年7月15日
- タイトル
- 言葉の心理術
- 著者
- 多湖 輝
- 出版社
- 三笠書房 (2000/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
人間関係を豊かにするための心理テクニックを教えてくれる本。
著者は、こう言っています。
「言葉にはとてつもなく大きな力があるのだ。たった「一言」が
あなたの人生を左右してしまう、と言ってもいい。
心理学の立場から言えば、言葉とは、自分と相手がコミュニケ
ーションを成立させるための記号のことである。
しかし、この記号は、けっして完全なものではあり得ない。
相手とよりよくコミュニケーションするためには、この記号に
「何か」をプラスする必要がある。そして、その「何か」とは、
自分と相手とのあいだに交わされる、心理的なからみあいなの
である。
つまり、人間同士のコミュニケーションは、この心理的なからみ
合いいかんによって、その結果に大きな違いが生じてくるので
ある。」
ということで、簡単に誰もが応用できるテクニックを教えてくれ
ます。
例えば、こんなことが書かれています。
●「初対面の相手」と会うとき、これだけは気をつける!
●「言ってはいけないこと」を言ってしまったとき
●どんな「平凡な話題」も、言葉の順番を替えるだけで!
●「最初に言うか」「最後に言うか」で印象がこれだけ違う!
●人をほめるときは、「意外な長所」を1つだけほめよ
●相手な愉快な気持ちにさせたいと思ったら…
●相手にものを頼むとき…まず、どう切り出すべきか
●直接暗示…自分を発憤させるいちばん簡単な方法
●「うるさい相手」を黙らせたいとき、さてどうする?
●「この人なら何でも話せる」とつい思ってしまうとき
事例もわかりやすく、普段に使えるテクニックもいっぱい書かれて
います。人間関係をよくするテクニックを知りたいと思う方には
おすすめですが、深くは書かれていないので、本格的に勉強したい
方には物足りなさが残ると思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
相手を今日中に絶対に説得しなければならない… 不用意な発言で傷付けてしまった相手の心をやわらげたい… 「うるさい相手」を黙らせたい… 私たちの毎日は、 | この本の中には、人間関係で“ピンチ”に陥ったとき、 言葉によって切り抜けるためのテクニックが書いてある。 その中の1つに 「相手にものを頼むとき、まず | 2007-04-18 |