■今日の「おすすめ本」■
2007年7月12日
- タイトル
- イチロー思考
- 著者
- 児玉 光雄
- 出版社
- 東邦出版; 第4版版 (2004/12)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
多くのスポーツ選手関連の本を書いている著者が、イチロー選手の
インタビューを500以上分析し、そのことばの中から、イチロー
選手の元になっている考え方や、生き方、などを解き明かしてくれ
ます。
著者は、イチロー選手についてこう言っています。
「「イチローの興味はいつも苦しいときの自分に向いている」とい
うこと。「苦しいことを面白い」とか「スランプこそ絶好調」と
考えられる。あるいは「逆境やピンチのときしか進化を見出せな
い」と断言出来る。」
イチロー選手は、苦しいときに進化し、その苦しさを乗り越えるこ
とを楽しんでいると言うのです。その苦しさをどうとらえ、どう自
分のものにしていくか、などが書かれています。
イチロー選手の、こんなことばが胸に響いてきます。
「僕を天才という人がいますが、僕自身はそうは思いません。
毎日血の滲むような練習を繰り返してきたから、いまの僕が
あると思っています。僕は天才ではありません。」
「第三者の評価を意識した生き方はしたなくない。
自分が納得した生き方をしたい」
イチロー選手のインタビューと、著者の解説がセットになっていて
とても力強いメッセージを与えてくれます。イチロー選手ファンに
は見逃せない本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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人の評価を気にしているうちは、大したことはできない。 まず自分の追い求めるものがなにかを見極めよう。 そしてなんとしてもそれを実現する行動計画を立てよう。 | 今の私の心にずーんとくることばだった。 ・無駄だと思えることを気持ちを込めて持続させる ・成果のみえない仕事を黙々とこなす ・自分が決めたミッションを | 2008-01-29 |
感覚を失ったとき、結果がでないとき、 どういう自分でいられるか。 それがいちばん大事。 例えば、1打席目に結果が出ないと 「今日は駄目か」という心境 | 「感覚を失ったとき、結果がでないとき、 どういう自分でいられるか。」 本当にこれは、大事なことだと思う。 私などは、ちょっと結果がでないと落ち込み、 | 2007-02-13 |