■今日の「おすすめ本」■
2007年9月2日
- タイトル
- 愛と励ましの言葉366日
- 著者
- 渡辺和子
- 出版社
- PHP研究所 (2004/5/17)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
でもある著者の、今まで出版されたきた本の中から言葉を選び出し
1年366日に割り振って読みやすくされた本。
例えば、こんな言葉が書かれています。
《1月5日》
子どもを大切にする」「尊重する」ということは、
子どもたちを自分たちでは考えることも、危険を予知することも
できな無能者のように扱うことではなくて、話せばわかる者、
自分で自分を危険から守る自衛力を持つものと信じ、かつその
力を伸ばしてやることなのである」
《4月18日》
幸せに生きるということは、決して苦労のないことでもなければ
物質的に豊かな生活を送ることを意味してもいない。苦労をした
おかげで、苦労のない時にはわからなかった他人の痛みをわかる
ことができた、と感謝する心に幸せは生まれるのである。
幸せは、いつも自分のこころが決めるのだ。
《12月31日》
私たちは、「ただ老いる」だけの日々を送りたくないものです。
「ただ働く」だけの日々でもなく、生活の随所に愛をこめ、意味
を見出し、自分しか作ることのできない“財産”としての毎日を
過ごしたいと願っています。
とても心に響いてくるような言葉がいっぱいです。
時として、厳しさもあれば、優しさもあり、あたたかさもあり、
読んでいると、心が澄んでくるような気がする本です。
毎日、1つずつ読んでいくといいと思います。
本の読むのが苦手な方でも、読みやすいと思います。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
1月5日 子どもを「たいせつにする」「尊重する」ということは 子どもたちを、自分たちでは考えることも、 危険を予知することもできない無能者のように扱うこと | 今日は、この本から、 子どもについて書いてあることばを抜粋してみました。 また、こんなことばもありました。 4月2日 保育園、幼稚園、小、中、高への | 2007-05-05 |
励ましというのは、必ずしも 「がんばりなさい、しっかりしなさい」 という言葉からのみ得られるものではなくて、 「私はあなたを信じている」 という | 私は、「頑張れ、頑張ろう」という言葉を 使うのは、自分に対してだけで、 人に対しては、「頑張れ」とか「頑張って」 とは、言わないことにしている。 なぜな | 2007-04-14 |
私たちは、愛する者を持っていない淋しさも 味わいますが、反対に、 愛する者をもってしまったがゆえに 味わわねばならない淋しさ、孤独もあるのです。 | 愛の姿は時として残酷だ。 愛する者をもってしまったがゆえの 淋しさや孤独、切なさ、苛立ち、苦しさ… いろんな感情を感じねばならない。 それを持ってし | 2007-04-08 |